orangestarの雑記

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アリスインプロジェクト「クォンタムドールズ」観劇感想

麻草さん(id:screammachine)(アリス イン デッドリースクール (電撃コミックスEX)原作者)が脚本を書いた作品、『クォンタムドールズ』観に行きました。
面白かった。面白かった。感想を書こうとすると感想の前に色々と設定とか世界観とかあらすじを話さないとならなくなるので、とても長くなるよ。とてもよかったよ。
どちらかというと、公演が終わってしまうとDVDなどのログが残らないので、その代わりに記憶を記録に残す作業だよ。再演とかあればいいんだけれども。それよりDVDとか販売してくれたらいいのに……。

というわけで、以下、物語の核心とか含むネタバレもあるので、注意です。


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世界観

公式のHPには

あらゆる武器を転生させ、少女精霊として使役する乙女たちがいた。
これは伝説の武器精霊を巡る、乙女と少女の織りなす運命の戦いである。

世界を守る戦士たちフレイア。
世界を破滅に導こうとする【アーデルハイド】。
二つの力は世界の命運を決める
「失われた九つの柱」を奪い合う。
フレイアの新人戦士、【安良木明里】は
九つの柱のひとつ【ランドグリーズ】と出会い、
彼女を守ることを決意する。

果たして明里は世界を守ることができるのか?

ってあるんですが、これだと、内容が全然わかんないので補足。

大体、こういう世界観とお話です。

  1. 舞台になる世界は、日本の2016年くらいの平行世界
  2. この世界では40年くらいまでにヨーロッパで大きな戦争があった(北欧戦線)
  3. その時、戦争に投入された、『量子干渉能力』を持つ少女たち(通称フレイア)
    • 彼女たちは『武器』を実態を持ったヒトガタに変換し、その武器由来の特殊能力を使うことが出来る
    • その能力によって『人としての姿と意識を持ち実体化された武器』を“エインヘリアル”と呼ぶ
    • 一番最初にその能力を発言した少女、ドーターにより具現化された9つの武器がある(通称:失われた9つの柱)なんかすごいつよい
  4. そのヨーロッパの戦争で、その“フレイア”と“エリンヘリアル”によって、ヨーロッパは壊滅的なダメージ
  5. 「アカン、こんなヤバイ武器普通に使って戦争したら大変なことになるわ」っていうことで、国家あげての戦争は回避されるようになり、
  6. 代わりに、異能の少女たちが代理戦争として殺しあう世界に。そしてそのことは秘匿されている(そういう少女の存在自体が秘匿事項なので)
  7. そういうわけで、それぞれの国家は、そういう少女たちを探して、集めて、育てて、鍛えて、そして戦わせる、っていうことをしている
  8. ちなみに、強力な量子干渉能力を持つ少女と、強力な力を持つ武器、それぞれが重要なので、強力な力を持つ武器の捜索も結構重要だったりする。例えば、最初に作られた九つの武器、『失われた9つの柱』とか

といったような世界観
見せかけの平和の世界で、すりつぶされる女の子たちの話ですね、素晴らしいですね。
で、主人公の阿良木明里は、小さいころからその才能を見出されて、そういう組織『国際児童福祉遺伝学研究所』で育てられた女の子。(一応高校(桜桃学園)にも通っている)その子が、戦う理由に迷い、そして自分の戦う理由を見つける、っていうのが、まあ、ざっくりとしたあらすじ。



ヒトガタの武器『エインヘリアル』の特殊能力をフレイアが引き出すためには、フレイアとエリンヘリアルが『エンゲージ』する必要がある。エンゲージすると、特殊な剣技が使えたり、スゴイ級の技が使えたりする。ニンジャスレイヤーでたとえるなら、ニンジャソウルに憑依された人間みたいになる。
エンゲージは、指輪型のQIに口づけすることで行う事が出来る。エンゲージすると、どこからともなく『エンゲージ、レコグニッション、アジャストメント●●%』って音がする。実際あの音どこでなってるの?アジャストメント率が高いほど使える特殊能力の精度とかパワーが上がるので、フレイアとエインヘリアルは仲良くするのが良いみたい。



登場人物紹介(と、自分が観た時の役者さんの感想)

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阿良木明里

主人公。学校へ通っているが友だちが草間さん以外にいない。フレイアとエインヘリアルによる代理戦争に疑問を持っている。何故私たちは戦わなければいけないのか、と。そのため、八咫烏とうまくアジャストメントできず暴走。その為、八咫烏と引き離され、『武器庫』と呼ばれる“不良品”のエインヘリアルとフレイアを隔離する場所へ入れられる。
そこで、烏丸千鶴(+小烏丸)と安藤昇子(+メリーベル)と出会い脱出を計画する。脱出は成功し、八咫烏と再会、和解し、八咫烏の能力を使えるようになる。そしてアーデルハイドに奪われていたランドグリーズを取り返し、ランドクリーズとの二刀流でアーデルハイドを倒す。ランドクリーズに残りの8本の柱も取戻し、皆で日常を暮らせる世界を作ることを誓うのだった。

キャラクター感想と西屋日海夏さんのこと

暗い。非コミュ。フレイアとしての天賦の才があるけれども、本人はそれを嬉しく思ってない感じ。ずっと悩んでばっかりの主人公。彼女のエインヘリアルの八咫烏とは小さい時からの付き合い。
まあ、上記のようなキャラ設定なんですけれども、明里のキャラクターって一言でいうと、“虚無”なんですよ。今までの人生で、自分で選んだり、得たものが何もない。あと、群像劇でほかのキャラクターのちょうど“真ん中”なので、色んな属性がニュートラルでないといけない。そういうのって、もう、才能とかセンスとかがないと難しいんですけれども、それがしっかりと表現されていてすごいなあ、と思った。あと、時々チラって出すチャーミング(照れとかの演技)がとてもチャーミングでした。かわいい。


八咫烏

阿良木明里のエインヘリアル。
江戸時代に作られた黒い刀身の刀。
強い刀だが、自分の力を使いこなさない阿良木明里に対して、苛々を募らせている。
組織内での強さの順位を決める模擬選で、阿良木明里のコントロールを奪い暴走。そのため、阿良木明里と離されて隔離されるが、武器庫を脱出してきた阿良木明里に救出され、和解。阿良木明里と協力してアーデルハイドを倒す。



キャラクター感想と澁谷梓希さんのこと

阿良木明里の相棒。豪放磊落な性格。アレだ。分かりやすく他の作品に例えると、仮面ライダー電王モモタロスみたいな奴。エインヘリアルとしては、“かなり強い刀”
暗くなりがちな阿良木明里とのやり取りや、量子世界での自分が消滅するかどうかのときとか、どうしても暗くなってしまうような展開でも、澁谷さんの演技で明るい感じになっていて、すごい良かった。阿良木明里と八咫烏のデコボココンビっぷりが好きです。あんまり相棒愉快コントをやる機会のなかったふたりだけど(他のコンビはけっこう愉快コントやってた)この二人の愉快コントももっと見て見たいと思いました。
そう、話はまたちょっとそれるんですけれども、9組のコンビ(うち2人は3人)の組み合わせがそれぞれにそれぞれ全く別で、そしてそれぞれ魅力的で、そういうのをかけるのってすごいなあっておもいました。とても良い。



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草間玲

阿良木明里の学校でのクラスメート。何かと阿良木明里を気にかけている。毎日どこへ行くのか、何をしているのか分からない彼女を追跡して、『国際児童福祉遺伝子研究所』の建物へたどり着く。電子ロックを解除してこっそりと中に侵入するが、すぐに榊(+マイユリ)に見つかるが、その人懐っこさで、他のフレイアたちとも何となく仲良くなる。
その後、武器庫へ隔離された阿良木明里の救出計画を立案してほかのフレイアを巻き込んで実行する。顔に似合わず行動力と実行能力の高い人物。


キャラクター感想と伊藤彩沙さんのこと

阿良木明里のクラスメート。学級委員長(世話焼き系)タイプ。自分では自分のことを普通だと思っているが、電子ロックを解除したり、町中の監視カメラをジャックしたり、どう考えても普通ではない。その優秀なハッキング能力は、本作ではギャグ的にしか使われなかったけれども、もし続編とかあるなら、もう少し活躍できる可能性も………。
主人公の、“日常、普通の世界”への帰り道のような存在。

優秀なワトソン。驚いて、説明を聞いて、質問をして、驚いて。見ている人に変わって、世界のよくわかんないことを聞いて、代わりに驚いてくれる人。実は、この作品に出てくるほとんどの人は、特殊部隊とか日常の常識から離れて生きているので、草間玲さんは、この世界の基本の基準点を示してくれる唯一のひとなんですね。草間さん1人対ほか全員で、世界観を表現しないといけない。あたりまえの、ことをあたりまえっていう強さ。
草間さんが舞台に出ていると、世界観が落ち着くというか、“固さ”が上がるので、ああ、大事だなこういうの。って思いました。



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麻宮真由美

コルト(コルトシングルアクションアーミー)のフレイア。『国際児童福祉遺伝学研究所』に所属している。
自分では阿良木明里のライバルを自称しているが、実際の戦闘力にはずいぶん分厚い紙一重がある。中距離戦闘タイプ。組織では2、3番目の実力(っぽい)。彼女との戦闘で阿良木明里の八咫烏が暴走、阿良木明里の隔離の原因となる。
阿良木明里を殺しに来たアーデルハイドと戦闘になるが、アーデルハイドがエンゲージしたランドクリーズの能力によってコルトとのエンゲージを解除され、コルトを奪われる。

キャラクター感想と栞菜さんのこと

主人公のライバル。
あと、主人公が全然ライバルって思ってない系のライバル!良いですね。良いツンデレですね。堪りませんね。麻宮→阿良木っていうのもありだと思います。ツンツンしてるけど、明るくて、負けん気が強い、という、ああ、もっとそこら辺をフューチャーしてくれるととてもよかったですね。あと、コルトとのコンビが、今作に登場しているフレイアエインヘリアルコンビの中で、一番信頼感が大きい感じがします。信頼感というか友だち感が。

という感じは、栞菜さんの演技によるところがとても大きいんだろうなあと。前回のアリスインデッドリースクールビヨンドで優役の子だったのですが、本当にうまいというか、器用というか、どんなキャラクターでも表現できていて。これからも本当に楽しみだなあ、って思いました。

コルト

麻宮真由美のエインヘリアル。コルトシングルアクションアーミー。
麻宮真由美とは友だちのような感覚で付き合っている。
アーデルハイドに奪われるが、真由美を助けるために自爆する。


キャラクター感想と加藤美紅さんのこと

麻宮とコルトは上で書いたようなコンビだったし、コルト自身も気を遣ったり出来る子だったので、あのラストはワワワってなった。
ちなみに、南北戦争で一番の死因クイズは自分は『野戦病院のベット』だと思ってました。ナイチンゲールとちょうど同じころなので、多分まだ衛生的に地獄のような状態だったと思う。
明るくて、元気のよく。
コルト、麻宮コンビは、明るくて(はきはきとしてて)悩みがない(自分たちの答えをちゃんと持ってる)っていう組で、(他の組はそれなりに悩みがあって答えが出せなかったり、問い続けること自信が答えである、という風な答えをもっていたり、何も考えてなかったりしてる)だからこそ、ああいうラストなのかなー、って思ったりした。それとも、それは関係なく、キャストの子の演技や演出によって、そういうキャラになったのか。
それはともかく、コルトの、明るくて元気で答えを持ってる感じは、この作品の中での清涼剤?のようでした。


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鞍馬兎子

剣術を修める結構でっかい家のお嬢様。物理の家もかなり大きい。家に名のある刀もかなり所蔵している雰囲気があり、また、弟子もたくさんいる感じ。(作中では語られていないけれども)
『国際児童福祉遺伝学研究所』に所属していて、自分の剣技と能力に自信と価値を見出している。
ラスト、千鶴から託された烏丸とダブルエンゲージをしてアーデルハイドを追い詰めるが、ランドクリーズのディスエンゲージの力でエンゲージをカットされ、敗れる。

キャラクター感想と黒原優梨さんのこと

ここのコンビはびっくりするくらいの安定感があります。多分、キャストのおかげなんだろうけれども。
融通の利かない生徒会長ポジションと、適当な後輩書記っていう感じがします。のじゃ女子。自分では視野が広いと思っている視野の狭い人。
単体だと近寄りがたい雰囲気のキャラクターで、それが大倶利伽羅広光のボケとツッコミの漫才に突入することによって、どうでもよくなるというか、そういう、関係性のバランス感覚が良いですね。なんか、お互いのキャラクターと演技に信頼感があるから、どこまでもしっかりとキャラを作りこめる、二人で一つのバランスを取る感じのキャラづくりがとてもよかったです。

倶利伽羅広光

鞍馬兎子のエインヘリアル。暴走しがちな(そして自分の価値観を他人に押し付けがちな)鞍馬兎子をよくいさめている。他のエインヘリアルや人間、初対面の草間玲とも仲が良く、おそらくこの作品に出てくる人間の中で一番コミュ力が高い。人間じゃないけれども。

キャラクター感想と山本太陽くんのこと

という、わけで。
基本的にメガネイケメンなんですけれども。
ほわほわってしてて、それが良い感じで兎子とセットになってて良かったです。
舞台で存在感がすごいある。空間掌握力があるので、太陽くんがいると、舞台上の安心感みたいなものがすごい上がります。やっぱりうまいなあって思う。自分が、その場でやるべき仕事を理解して120%の仕事をしてる、ってイメージがある。信頼と実績の山本太陽くんだと思います。



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榊秀子

『国際児童福祉遺伝学研究所』に所属。
不審者の探索や、重要施設のガードなどもやっていて、どちらかと言えば組織運営側の人間。
エインヘリアルのマイとユリはスタングレネードとテイザーガンで、どちらも人を傷つける武器ではなく、本人の、“人を傷つけたくない”という思いが反映されたエインヘリアルとなっている。
アーデルハイド一味がランドグリーズを強奪に来た際、ハーピィの陽動にかからずランドグリーズのガードについていたが、アーデルハイドに敗北し奪われる。


キャラクター感想と加藤智子さんについて

クォンタムドールズの大人組。18歳だけど。
年が、というわけではなく、メンタルが。
年上として、大人として何をすればいいのかが分かってる人。考えて、考えても答えが出ない事を、答えとして受け入れていること。悩んで、問いかけ続けることにこそ答えがある。エインヘリアルのマイとユリは殺傷能力のないスタンガンとスタングレネードっていうのも、すごいキャラクターとあってていい。
しっかりしてるけど、どこか抜けてる、っていうキャラクターは、多分、加藤さんの演技によるところが大きいと思う。バブみである。(自分バブ味という概念がよくわかっていない)
とか言うようなことを、原作者の麻草さんに話したら「サカキさんは(ガンダムの)ブライトさんだから」という回答をいただいて、なるほど!って思った。ブライトさんも、設定は18歳だけれども、実際は25~30歳くらいの雰囲気で書いてる、というようなことを聞いたことがある。

マイとユリ

スタングレネードとテイザーガンのエインヘリアル。
殺傷能力はないが、捕縛系、バインド系の多才な技を持つ。
演劇を見た際の感想だけれども、他のエインヘリアルよりも、フレイアへの依存度が低いイメージがある。

キャラクター感想と瀬野るりか(田口真美)さんと本山久恵(音河亜里奈)さんについて

エインヘリアルのマイとユリ。主な仕事は榊さんへの突っ込み。
OLの先輩と後輩っていうような雰囲気がある。これ男女逆転したら、アニキと弟分みたいになるだろうか。ならないな多分。
榊さんへの信頼感、あと、しょうがないなあこと人は、という両方の雰囲気が出てて良かった。ただ、二人きりになった時、給湯室で榊さんへの不満とか口にしてそう。しかしだんだん仕事のやり方とかが先輩(榊さん)に似てきているというのに気付いてない感じ味がある。


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リタ

『国際児童福祉遺伝学研究所』に所属。組織の中堅的な役割。
ガンカタ(っぽい武術)つかい。近距離で足技を使いながら打ち合う。
ブリティッシュ空手(バリツ)の使い手で、武器庫へ阿良木明里を助けに行った際、安藤昇子とエインヘリアルなしの喧嘩をする。そのとき、コブシで語り合って分かり合ったのか、安藤昇子のブライド後、彼女のエインヘリアル、メリーベルを託される。アーデルハイドを追い詰めるが、ランドグリーズのディスエンゲージの能力の前に敗れる。


キャラクター感想と平塚あみさんのこと

大人組その2。自分がだれか。何をすべきか。何ができるのか。何が出来ないのか。そういう事を分かってる感じの、しっかりしてる先輩のお姉さんって感じだ。
榊さんが会社の先輩なら、リタは学校の先輩。同じ部活の先輩ではなくて、ただ先輩で、時々相談に乗ってくれる感じの。頼りになるけれども、会社の先輩とは距離が違う感じ
自分が観に行った光組はすずきぺこさんがリタ役の日だったのですが、すずきぺこさんが、体調を崩されて、平塚あみさんが代役でした。
平塚さんは、もう、いろいろあるんだけれども、ほんっとうに、殺陣が上手かった。蹴りが本当にぐるんぐるん回っていて、『強い(確信)』でした。ブリティッシュ空手をバリツ、ってちゃんと言ってほしかった……。

フォーティとフォー

S&W M29通称44マグナムのエインヘリアル。
お互いがお互いに好きで、いつも二人でいる。

キャラクター感想と最上みゆう(こうめ)春田茉子(五十嵐妃奈乃)さんのこと

かわいい。
かわいい。
いや、もうそれ以外にねえ?
コロコロっと動いてコロコロっと喋る。それが良い。
あと、身長それなりにあるはずなのに、すごいちっさいのが動いているように見えるのは、演技によるものだと思う。良い。かわいい。
あと、現物サイズ(30センチくらいある)を扱ってるんだけれども、小さいのが大きいのを持ってる絵は映えますね。


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大城美雪

『国際児童福祉遺伝学研究所』に所属。
物語開始以前の第1試合で阿良木明里に敗れている。
その後、阿良木明里を武器庫から助け出す作戦に参加、その後、阿良木明里を殺しに来たアーデルハイド一味のハーピィにあっさりと敗れる。

キャラクター感想と幸野ゆりあさんについて

自分に自信がない組。自身が無いというか、弱い組というか。ワンピースで言えばウソップだし、ドラえもんで言えばスネ夫?(ちょっと違う)ドラゴンクエストでいうと商人、ドラゴンボールで言うと天津飯。そこらへんのポジションとメンタル的な位置です。でも頑張ってるよ!
釵美鈴と支え合ってる、っていうような雰囲気があってよかった。
ふたりの固定エピソードとか観たかったなあって。この二人だけでないけれども、みんなそれぞれ別にバックストーリーがありそうで、それを語らないでお話が進む。(そしてなくても成り立つけれども)
でも、そういう、サブを固めてる子がどうやってこうなったのかとかのエピソードの話も見たかったなあ。そうしたらいったい何時間の芝居になるのか分からないけれども。

釵美鈴

『釵』のエインヘリアル。
釵は沖縄の武器で、十手のような鍵のような形状をしている、沖縄空手の独特の武器。海外の忍者ものの創作物で、よく忍者が持っている。
中距離、近距離と多彩な技を持つ。

キャラクター感想としらゆり音々(谷川智美)さんについて

解説ポジション。知っているのか雷電
ポジション的に、サッカーで言うリベロ、自由に動けるキャラクターなので、そういう、空間を産めるキャラクターとしてとてもうまい。こういうキャラクターをうまく投入できる脚本ってすごいなあって思う。
美雪さんのところでも書いたけれども、二人が、友だち、というよりも、同じ未熟者同士の仲間、っていう雰囲気がある感じがする。
本当にすべてのカップリングが、全く別の組み合わせ概念を持っていて、こういうキャラクターの属性の分け方ってすごいなあ、って思う。いったい誰の仕事なのか。役者さんの力の部分も小さくないと思う。



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烏丸千鶴

『国際児童福祉遺伝学研究所』の『武器庫』に幽閉されていた。鞍馬兎子の流派の弟子。
阿良木明里とともに武器庫をでて、ハーピィと戦う。ブライドし桁違いの強さをみえるハーピィの前に安藤昇子とともに自らもブライドして戦い、見事ハーピィを倒す。

キャラクター感想と遠藤瑠香さんのこと

クォンタムドールズのテーマのひとつに、『人間としての幸せと、道具としての幸せ』『どちらを選ぶのか』というものがあります。
人間側の幸福の側にいるのが、草間玲で、機械側にいるのがアーデルハイドなど敵方。人間としての幸せが、好きとか嫌いとか悲しいとか思い悩むとか、そういうので、そして、機械側の幸福というのが、純化したいっていう思い。
好きとか嫌いとか思い悩むことが無くて、一枚の刃のように純粋に、自分の意思を持たずにただ、ものそのものになりたいっていう思い。
烏丸さんは、その“機械側”に拠る人間だと思う。
と、まあ、そういう風に思ったのは、遠藤さんの演技をみたから、だと思う。自分の所在を探して、見つからなくてさまよって、帰る場所をなくして。そいで小烏丸激ラブで、小烏丸みたいに強く固い存在になりたいんだろうな、そしてその結果のブライドなんだろうなあ、って思ったりした。

小烏丸

平家一門の家宝であり、刀工「天国」(あまくに)作と伝えられる日本刀。(実在の刀)
烏丸千鶴とともに、武器庫に幽閉されているが、IQの指輪を取り上げられていてエンゲージできない。
ハーピィとの戦いで千鶴とブライドして戦い、その後、かつて、その所有者であった兎子の元に帰る。

キャラクター感想と近藤優衣さんのこと

烏丸→小烏丸。
小烏丸はなんとなく烏丸が苦手っぽい。
小烏丸は、他のエインヘリアルと違って、どこか厭世的な感じがする。
モノ、武器、としての、悲哀とかそういうのをすごい感じさせる。1000年以上生きてるという設定なのだけれども、その間に何度も人と死に別れたり、そういうこともあったろうと思うし、100万年一人ぼっちのロボットみたいなのもあるんだと思う。人は道具になれないし、道具も人になれない。そこらへんが分からず距離を詰めてこようとするような千鶴が苦手なのではないだろうか。まあ、僕の妄想だけれども。


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安藤昇

烏丸千鶴とともに『国際児童福祉遺伝学研究所』の『武器庫』に幽閉されていた。ヤンキーみたいな風貌とメリケンサックのエインヘリアルを持つ少女。
武器庫を出た後、ハーピィの前に、自らもブライドして戦う。
阿良木明里の救出に来たリタと喧嘩になるが、その際にコブシで分かり合ったのか、ブライド後、自分のエインヘリアルをリタに託す。

キャラクター感想と舞原鈴さんのこと

武器庫ってあれやろ、別荘とか時々いわれる鑑別所のことやろ。
スデゴロ、ヤンキーで考えるよりも先に手が出るタイプ。
昇子とメリーベルが出てくるときだけ急にマジスカ学園になる。ブライドして戦った時も、小烏丸と烏丸千鶴と違って『ダチがいて―思いしてるのに自分だけ平気な顔してられるかよ!』くらいの考え方しかない気がする。
というわけで、昇子はヤンキーゴリラなわけですけれども、コブシを交わしたら全部ダチ、言葉で分かり合わなくてもコブシで語る、っていうのがすごい出てて良かったと思います。気持ちのいいヤンキーキャラって見てて気持ちいい。まさか、リタとのあの小競り合いがのちの伏線になってるなんてってびっくりした。

リーベル

メリケンサックのエインヘリアル。
安藤昇子とともに、武器庫に幽閉されている。IQの指輪を取り上げられていてエンゲージできない。

キャラクター感想と石塚汐花さんのこと

安藤昇子となんかすごい百合っぽい。一番の百合味を感じる。
『メリケンサックの妖精』感(あの、ヘルシングの巻末で『私はジャッカルの精~』とか言ってるあの感じ)がすごいある。他のエインヘリアルが擬人化武器っていう感じがあるのに。
多分ねえ、フレイアとの信頼関係が言葉なしで十分で、擬人化っていうのがオマケみたいに感じられる関係性が感じられるからではないかなあと。
というのも、やっぱり擬人化してる時の石塚さんの演技から、感じてるからそう感じるんだろうけれども(難しい)。とにかく、言葉ではなく、別のところで生まれる信頼関係で成り立ってる二人って感じがして良かったです。あと、何故関西弁なんだろう。先輩から譲り受けてるとかそういう代々伝わってるものっぽいけれども、結構上の先輩が、修学旅行で関西に行ったとき買ってきたお土産なんだろうか。

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ランドクリーズ

『国際児童福祉遺伝学研究所』で、ナンバー1になった少女に与えられる(はず)の伝説の武器(エインヘリアル)。
世界で最初に生まれた9つのエインヘリアル(九つの柱)のひとつで、他のエインヘリアルにはない特殊な能力を使うことができる。
ランドクリーズの特殊な能力は、『盾を壊す力』。
他のフレイアとエインヘリアルのエンゲージを強制的に解除できるディスエンゲージの能力を持つ。
『国際児童福祉遺伝学研究所』を襲撃したアーデルハイドに奪われ、その後、アーデルハイドに強制的にエンゲージされる。

キャラクター感想と須藤茉麻さんのこと

良くわからない人。
9本の柱とか、それを手に入れると天下が取れる?とか、それが持ってる他の武器とは違う概念兵器っぷりとか、多分、これから明かされる設定(今回明かされない設定とか展開)がたくさんあるからなんだろうけれども。戦いたくないっていうのも、多分過去に何かあったのだろうけれども、それも語られないので、今回の話では。
そういう『あかされない何かがあるけれどもそれによって何かが決定的に変わってしまっている』っていうキャラクター。常にどこか必死な感じがあるけれどもそれが何か分からない。そこら辺の理由が分かる続編とか、なんかそういうのが見たいです。


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ドーター

阿良木明里と八咫烏の夢?の中に出てきた人。
世界の成り立ちと仕組みについて教えてくれる。

キャラクター感想と利咲(安田弥央)さんのこと

良くわからない人その2。
神秘的な幽霊みたいな神様みたいな感じのフワフワってした感じの。全知だけれども全能ではなく無能、見るだけで干渉できないキャラ。あと、やっぱり何者なのかとか、どうしてそうなったのか分からないので、そこらへんの表現が難しいキャラクターだと思う。
登場のときの演出とかも含めて、神秘的な感じがすごい出てよかった。
次元が違う格上でよくわからない人、っていうのでランドクリーズの差別化が必要なんだけれども、ランドクリーズ=人っぽい神、ドーター=機械っぽい神(デウスエクスマキナ)っぽくて良かった。デウスエクスマキナと違って物語に干渉できないけど。



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ハーピィ

アーデルハイドの部下。チェーンソーのエインヘリアル、バーブラを持つ。
ランドグリーズの強奪時は、闘技場で大暴れをして、アーデルハイドがランドグリーズを持ち去るまでのおとりを務める。
その後の、阿良木明里襲撃の際、ピンチに陥り“ブライド”を行おうとするが、バーブラのディスエンゲージより助けられる。
しかし、結局、アーデルハイドによってあらかじめセットされていた“ブライドシステム”を遠隔操作され、強制的にブライド、『国際児童福祉遺伝学研究所』の少女たちを追い詰めるが同じようにブライドした安藤昇子と烏丸千鶴によって、倒される。最後はバーブラに認められるように死んでいった。


キャラクター感想と今出舞さんのこと

ヒャッハーとウフフアハハの二人組。多分、今回のクォンタムドールズで一番人気(当社調べ)
本人のヒャッハーで頭がおかしい感じと、バーブラとの共依存な感じがとても良い。尊い。
頭がおかしいだけじゃなくって、その根っこにすっごい暗い何かを持っているっていうのが分かる。あと、性格が悪いし外道なんだけれども、それでも可愛いって感じがしてよい。とにかくよい。こういう設定のキャラクターって、しっかり作りこまないと、すごい軽い感じになってしまうけれども、本当に良い感じになっていてよい。ヒャッハーでもアーデルハイドの殺す感のヒャッハーと違って、刹那主義的なヒャッハーとヒャッハーわけされていてよいし、良い。4人しかいない敵組織で2人もヒャッハーがいることの是非は置いておいて。笑いの絶えない楽しい職場です。(地獄)(主にリデルさんが)
アーデルハイドへの忠誠心は厚いが、アーデルハイドに掌握したランドグリーズのディスエンゲージの実験台にされたりしている。これにはリデルも苦笑い(笑ってなかった)

バーブラ

尊い。



(主な行動はハーピィ参照)

キャラクター感想と花梨ちゃんさんのこと

尊い。


花梨ちゃんさんを知ったのは、アリスインデッドリースクールビヨンドの公演からで、可愛くて、舞台上の字空間掌握力(他にいい言葉が思いつかない)が物凄いなあ!って思ってました。また、休演の中日にファンイベントがあったんですが、その時のMCのうまさに物凄くびっくりした覚えがあります。誰のどんなボケにも突っ込める人はいるけれども、誰に対しても突っ込みを入れさせる能力を持った人間って本当にいない。舞台の空気を操る能力がすごい。ほとんど暴力。と言っても、一方的に自分色にするわけではなく、オーラを消すこともできるって言う。
そういう花梨ちゃんさんが、今回、バーブラをやっているわけなんですが、これが本当にいい。尊い。頭がおかしいだけのキャラクターでなくて、どこかに寂しさと虚無を持っている、そういうキャラクターで、ハーピィさんとの共依存ににた関係が、本当にとてもよかった。最後も良かった。



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アーデルハイド

40年前の戦争、北欧戦線の生き残り。その戦争の際に、左腕を機械の義手に替えている。
ランドグリーズ、ほか9本の柱を手に入れ、世界を破滅に導こうとしている。ランドクリーズを手に入れた後、再び『国際児童福祉遺伝学研究所』を襲撃したのは、阿良木明里を殺して、ランドクリーズを絶望させるため。それ自身は目的達成の為に必要な行為ではなく、ほとんど趣味のようなもので会った。
圧倒的な強さをみせ、『国際児童福祉遺伝学研究所』のフレイアたちを蹴散らし、リデルとブライドしたあとは、ダブルエンゲージした兎子とリタも倒すが、和解し、真の力を発揮した阿良木明里と八咫烏の前に敗北。リデルとともに爆死する。

キャラクター感想と梅田悠さんのこと

強い。(確信)
ヒャッハー(憎しみと怒り)で、破滅主義者。
ただ、ヒャッハーなだけでなく、ボス敵としての説得力がある。キャッハー(刹那主義)のハーピィさんも暴力だけでなく従えているのに説得力のある雰囲気が出てる。悪のカリスマ的な雰囲気。これは、キャラクター設定からじゃなくって、多分梅田さんの中から出てる膂力によるところが大きいんだろうなあって思う。ボス敵としての格が違う感じがとてもいい。ボス的がしっかりしていると、お話全体がすごく締まる。とてもいい。かっこいい。
あと、左手義手のギミックがカッコイイ。もっと左手が義手ということを利用したアクション(剣とか銃弾を素手でつかんだり、るろうに剣心の志々雄真の紅蓮腕みたいなの)も見たかった。


リデル

アーデルハイドのエインヘリアル。
常にアーデルハイドと行動を共にしている。グロスフスMG42機関銃。
組織において、中間管理職的な役割をしている。

キャラクター感想と松崎カンナ(下園りえ)さんのこと

全体的なヒャッハーな敵組織の中で唯一の常識人。人でないけど。なんだかすごい苦労人みたいな感じになってしまった。機動警察パトレイバーの黒崎さんみたい。アーデルハイドに従っているけれども、終始心配している感じ。
優秀な部下とか秘書っっぽい。敵組織は彼女がいないとテンション高いだけの狂人集団になるので、彼女がいることで漸くバランスが取れている感じ。アーデルハイドをいさめ、感情は表に出さないけれども、どこか底の方で、アーデルハイドを心配しているのが分かって良かった。多分、武器としても相当人を殺してる感じ。



全体の感想

内容と設定がすごい濃いです。
大体、アニメにしたら30分13話くらいの内容が詰め込んである感じ。だからすごいスピード感があって、ジェットコースターに乗ってるみたい。
あと、アクションがすごいいい。殺陣が。
2時間の物語のうち、結構長い時間が殺陣に充てられているのだけれども、そのアクションでもって、そのキャラクターとか人間性とか関係性が分かるのですごい。リタカッコイイ。
あと、今回、数えたら25人キャラクターが出てるんだけれども、そのキャラクターがかぶってないって、しかも2時間の舞台でそれなりに全員存在感をだしてるってすごい。
すごいすごい言ってるけれども、ここらへんのは本当にすごいので、もうすごい以外に言いようがない。物語と世界観も拡張性が高いので2次創作とかがはかどりそう。


続きがあるならみたいと思います。
今回のって、聖闘士星矢でいう銀河戦争編みたいな話で、ランドグリーズは獅子座の黄金聖衣に当たります。残り8本の柱は残りの11体の黄金聖衣ですね。で、これからそれを巡っての話とかあると思うので、そこら辺の話が見て見たいなあと。



公演情報

スタッフ

演出 まつだ壱岱
脚本 麻草郁
脚本協力 細川博司
演出助手 すずきぺこ
舞台監督 泉泰至
舞台美術 門馬雄太郎
照明 村上寛和(マーキュリー)
音響 牛若実(CU-WORKER)
ヘアメイク 青山亜耶
衣装 中村まい(ASSH)
殺陣指導 TeamAZURA
殺陣効果音 山本美智子
振付 富田大樹
小道具・武器製作 平塚あみ
スチール 松本裕之
宣伝美術 MONSTERS.INC.
音楽 松ケ下宏之
HP 小和田明
製作協力 アンデム/Odd./ASSH/込山えずみ/佐藤雅明/オフィスAdaD/MAGMA/STUDIO K’z
企画 鈴木正博
プロデューサー 美濃部慶(アリスインプロジェクト)
制作 アリスインプロジェクト
製作 「クォンタムドールズ~量子境界の遊歩者~」製作委員会

協力:アクロスエンテタインメント/アライブエージェンシー/インゴットエンタテインメント/エイベックス・ピクチャーズ/S.E.P/SBP/Odd./グッデイ/サンミュージックプロダクション/ジェイズプロデュース/ジェイビールーム/進戯団夢命クラシックス/スチールウッドガーデン/スーパーシャークエンターテインメント/ゼロステーション/DEARSTAGE/BE THERE/武士ロードミュージック/プラチナムプロダクション/BLUE ROSE//PKP/ProjectCruize



キャスト

シングルキャスト

阿良木明里 西屋日海夏
ランドグリーズ 須藤茉麻
八咫烏 澁谷梓希
榊秀子 加藤智子
烏丸千鶴 遠藤瑠香
鞍馬兎子 黒原優梨
草間玲 伊藤彩沙
バーブラ 花梨
リーベル 石塚汐花
倶利伽羅広光 山本太陽
安藤昇 舞原鈴
大城美雪 幸野ゆりあ
コルト 加藤美紅
小烏丸 近藤優衣
麻宮真由美 栞菜
ハーピィ 今出舞
アーデルハイド 梅田悠


ダブルキャスト

役名 光組 風組
リタ (すずきぺこ) 平塚あみ
釵美鈴 しらゆり音々 谷川智美
マイ 瀬野るりか 田口真美
ユリ 本山久恵 音河亜里奈
フォーティ 最上みゆう こうめ
フォー 春田茉子 五十嵐妃奈乃
リデル 松崎カンナ 下園りえ
ドーター 利咲 安田弥央

※すずきぺこさんは体調不良で降板

アンサンブル
広瀬さや、高石彩美、高見彩己子、駒江由香

公演期間

1月6日(水)19:00(光組)
1月7日(木)19:00(風組)
1月8日(金)14:00(風組)/19:00(光組)
1月9日(土)13:00(光組)/18:00(風組)
1月10日(日)13:00(風組)/18:00(光組)
1月11日(月・祝)12:00(光組)/17:00(風組)
※上演時間 約2時間

※自分の観た回は1月9日の18時の回でした(光組)
 

会場

新宿村LIVE



その他

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