orangestarの雑記

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花譜さんの冠番組「バーチャルシンガー花譜の廻れ! MAD TV」観た!

「バーチャルシンガー花譜の廻れ! MAD TV」
TOKYO MX にて毎週火曜日深夜 26:35-27:05 放送。なので今無茶苦茶眠い。

kai-you.net

推しがテレビに出る体験は初めて(というか推しができる体験自体が初めて)なのでこの自分の感情がどういったものかよくわからない。嬉しい、という感情が一番大きいのだけれどもそれとは別に花譜さんが自分の届かないところへ行ってしまって寂しいというような感情、いやもともと手が届くとかそういうのではなく自分が花譜さんを好きになったタイミングでもう花譜さんはビックネームだったのだけれどもなんというかどんどん距離が大きくなっていく感じ。

自分だけが知ってるという状態から(もともとそういうわけではなかった)たくさんの人が知るという状態に変わっていくのに感じる一抹の寂しさのようなものを感じて、ああ、他の推しを抱えている人はみんな同じような思いを抱えているのだなあと思った。とにかくもっとみんな花譜さんのことを知って欲しいので、是非この番組を見てください。今回の放送は実質プレ放送といった感じでこの間の武道館コンサートの様子をダイジェストで放送といった形でした。

未公開だった花譜作詞作曲『マイディア』も流れてすごくうれしかった。花譜さんは歌唱だけでなく作曲の勉強もなさっていてそして初の作詞作曲の曲がこのマイディアなのです!頭の中で人に言えないようなことを考えてる(みたいな歌詞)があってそれがすごいわーっってなる。なぜわーっってなったのか自分でもよくわからないけれども。

武道館の映像が流れるたびに8月24日に行った武道館の記憶が頭の中によみがえってきて本当に楽しかったなあという気持ちになりました。本当に楽しかった。ライブ行った後殆ど記憶が抜け落ちていたのですけれども(情報量が多いとそうなることが多い)その記憶が補完することができました。花譜さん尊い。

そんなわけですごく眠いです。眠い。

それと番組を見てる最中後ろから嫁に「推しが武道館コンサートをして冠番組をして本当にようござんしたなあ」と京都言葉で嫌味を言われたり(むしろ直接の憎しみ)「推しが遠くに行ってしまう体験をしてみたいなあ」などということを言われて圧力をかけられてました怖い。

色んな人が色んな風に推しを持ってそして色んな風に推してる。初めて推しができてその気持ちが少しわかったような気がしました。いつか推しから降りるときが来るかもしれない。推しに勝手に期待してそれを勝手に裏切られたと思ってそして推しから降りるということもあるらしくて、でも、まだ、そういうことを考える段階じゃないので、今は楽しいから推していこうと思います。

花譜さんはインターエフエムでラジオ番組も持っていて。『ぱんぱかカフぃ』っていうんですけれども。

www.interfm.co.jp

4月から始まり『上京編』『死闘編』と続いて今『熱闘編』です。なんか個人的にらんま1/2を思い出しましたね歳ですね。
こちらも是非聞いてみてください。こういう番組やyoutuberやVtuberの配信ってあまり聞かないのでよくわからないのですが昔の声優ラジオのようだともおもいました。番組の進行というものは昔から変わっていないのかもしれません。

そんなこんなで今私は花譜さんを応援してるひとりの観測者です。

すごく晴れてていい天気だけど気圧が地獄のようなので今日は家の片づけでもする。

今日の気圧

この画像はこちらのアプリ。

頭痛ーる

頭痛ーる

  • POCKE,INC.
  • 天気
  • 無料

ヤバイ。無茶苦茶気圧ヤバイ。

頭がぼんやりと痛いし、ずっとぼんやりとしてる。体がうすだるい。ダル眠い。
絵を描こうとしても細かく指が震えるし、とにかく線がうまく引けない。
文章を書こうにも、脳が全然動かなくて、何も考えられない感じ。

ちょっと何とかしようとTwitterでスペースを30分くらいしたのだけれども何にもならんねこれは。

一緒に話に入ってくださった方ありがとうございました、ゲーム実況の知らない話とか聞けて良かったです。ターゲット広告の話とか。40代がメインの層になると広告の内容がヒゲ脱毛とかクレジットカードとかになるんですね、そういえばよくクレジットカードの広告は流れてきます。あと転職と。確かにターゲッティングはされている、あと、素人から始められる投資の話とか流れてきてる。何も勉強せずにNISAとか始めると損しますよ!うちのテキストを使えば年200%!10年で1億!みたいな広告を打ってるところがあって詐欺みたいなことを言うのもいい加減にしろと思った。『うちで成功して1億げっちゅした人いますよ』って言ってるけれども、その下にはたくさんの死体が埋まっているのだ。怖い怖い。恐ろしい恐ろしい。睡運瞑菜、睡運瞑菜。
まあ、そんな感じで、なんとかなんとかなんとかしようとしてこんな感じでだらだらとテキストを書いてるわけなんですけれども、こんなことをしてなんとなるわけでもなく、相変わらず集中力が出ないし精度も出ない。こんな時に何か作業してもあとでやり直しになるのは目に見えているので、ちょっとこういう日は休む日にしたりするのがいいのですけれどもそれにしては今日はいい天気なので、ちょっとそこらへんもどうなんだろうって気がしてます。ただ、散歩に出るにしてもやっぱり気圧で結構やられていてふらふらしているし体力がない感じ。弱った。
弱ったといえば、最近めっきり読書の速度が遅くなりました。速読が昔はできていたのですが、ちょっと難しくなりましたね。一度に入力できる文字数が減ったのと処理できる内容が減った、歳をとった、今のところラノベ分で分速500文字くらいなんですけれども、読みにくい文章とか新書とかちゃんと読まないといけない本だともう少し時間がかかる。あと、本を読むの自身に気力がかかるようになった、昔はこんなことなかったのに。

最近みた映画。

最近、コンスタンティンを見ました。ずっと見ろ見ろとどこかから圧力がかかっていたのだけれども見なかった映画。見て、圧力の正体が分かった。すごく面白い。チェーンソーマンとか平野耕太の漫画とかと同じ、こう、厨二を突き詰めたかっこよさがある。個人的に好きなのは、というか全部の美術が好きなのですけれども、聖別されたメリケンサックで殴るところですね。あれはいい。欲しいあのメリケンサック。あと、サタンおじいちゃんがとてもよかった。最初がナチスの残した遺産から始まるところが本当に厨二こころをくすぐりますね。最高。

水星の魔女まだ見てない

みなきゃ。自分は配信組なので木曜日のamazon primeの配信を待ちます。ウテナだウテナだと大騒ぎになってるので楽しみ。ネタバレを踏まないように待っています。

花譜さんの冠番組が始まります、TOKYO MXで

news.yahoo.co.jp
「バーチャルシンガー花譜の廻れ!MAD TV」
10月4日(今日から!)毎週火曜日深夜26時35分から27時5分
みんなで見よう!

ずっと推してる、このブログでも何回か推してるって書いてる花譜さんの冠番組が始まります!すごい!
どんどん大きくなる花譜さん。ファンとして嬉しいしそれに花譜さんってメインのファンが十代中学生と高校生なので自分みたいなおっさんが応援するのに(迷惑になるんじゃないか)と思って抵抗があったんですけれどもこんな風にテレビに出てメインの番組も持ってメジャーになったら色んなファンがついても大丈夫な感じだと思うので遠慮なく応援できる気がして嬉しい。いろんな人がいていい。みんな違ってみんないい。花譜さんは本当にいいのでみんな聞いてください。一緒に花譜さんの良さを語る友達が欲しい。次のコンサート一緒に行きましょう!


www.youtube.com

花譜さんの歌うノンブレスオブリージュとても良い。ピノキオPさんの曲もすごく好き。

最近のインターネット

最近のインターネットは嘘ばかり!もう何も信じられない!
けれども、去年と一昨年に比べると少しインターネット自体が優しくなったような印象を覚えています、何となくの自分の雰囲気ですけど。自分がdiscordをやってそこの印象が強いからなのかもしれないですけれども。正しさ、で殴りあってる界隈は確かにあるんですけれども、其れよりも、何だろう、なんか優しくしないとね、みたいな雰囲気が少し出てきたような気がする。みんな正しく生きれない、っていうことに対しての理解が出てきたっていうか。もちろん、駄目なものは駄目って言われるしそれは当然なのだけれども。
あと、自分自身のブログのことを言うと、はてなブックマークのホッテントリにどうにも捕捉されない設定になっているらしくて、もしかしてこのサイト自身がブラックリストになっているのかもと思ったけれども、そういうことになるようなことはしていないので、アルゴリズムの関係でこのサイトがはてなブックマークのホッテントリに入れる価値がないと判断されているみたい、それは正しい。でもホッテントリに乗らないのは寂しいな…。昔は結構乗っていたのに……。ちょっと前の資本主義の悪魔の話とか旧時代のはてなブックマークだったらブクマががっぽがっぽだったのに………。
というわけで、最近の自分のはてな生活は、のんびりと購読リストに登録した人の日記を眺めたりして過ごしています。のんびりとした日常を眺めるのはとても心が穏やかな気持ちになりますね。自分は日常日記をもうどうやって書けばいいのか忘れてしまった。日常のことを日常として書くののリスクを知ってしまったからだ。完全に加工して口当たりの良いものにしてお出ししないと燃えてしまう…。ああ、結局インターネットは修羅なのかもしれない。

最近の猫

去年の10月に『腎臓が悪くなってますねー』って言われたイリという猫がいるんですけれども(言われた当時3.7キロ)それから毎週補液に通い、餌も変えた結果、今では4.4キロに。おかしい。太りすぎじゃろ。まあ、体重がある分にはいいことなんですけれども。もう14歳のおばあちゃんなので。いつも机の上に乗ってきて作業の邪魔をします。一番太ってた時は5キロあって、それが急に軽くなったから病院へ連れて行ってそれで発覚しました。腎臓悪くなるのは猫の宿命ですね。最近なんとかする薬ができたみたいなので早く市販されることを望んでいます。
あと、ゴマ。こちらも体重がだいぶ軽くなってしまって。正確な体重はわからないんですけれども、多分3.1キロくらい。ただ、病院で検査をしても悪いところはなくて、純粋に歳をとって体重が軽くなってきたっていう感じ。こちらももう15歳でおじいちゃんですからね。一日寝てることが多いのだけれども、夜に時々どたどたと走り回ったり、まあ、元気といえば元気。あんまりご飯を食べないし、ウンチもあまり量をしなくなりましたけど。一回検査で病院には連れて行った方がいいかなって思ってる。
あと、若猫が二匹。
こちら、大人猫組と仲良くなるタイミングを逸してしまって、猫の小屋住まいで時間によって猫を入れ替えてるんです。最初来たときにカリシウイルスに感染していて、それが老人猫に感染すると下手すると死ぬことがあるということで治るまで隔離してたんですね。そうして隔離が終わるころにはもう大猫になってしまって、オス同士の敵対状態になってしまった。それでちょっとバラバラの時間帯で生活するみたいになってます。で、その子猫時間帯にもう一匹、後から参加した猫がいて。今うちはその4匹体制です。猫多い。若猫はやっぱり元気でウンチももりもりするし臭い。

てな感じで最近のことなど

をだらだらと書きました。
取り合えずこんな日は家事とかしてきます。

デマを中略。はもう無理ゲー。

p-shirokuma.hatenadiary.com

の記事に対して、でもないんだけれども。

去る9月16日、Twitterで

埼京線の線路内に金髪の男女2人が立ち入り「駅員や警察と鬼ごっこしている」「酒を飲んだり雑草に隠れてキスしている」

というようなTwieetが回ってきました。でも、それを自分は最初デマだと思ったわけです。その理由が

  • 駅員が人種までアナウンスするわけはない
  • そんなに多くの人が見たなら一次情報がネットにたくさん上がっているはずだがなかった
  • 情報の発信源がまとめサイトだった

以上から、誰かがデマを流してそれをまとめサイトが拾って、それを嘆いて誰かがTwitterにかいてそれに感化された誰かがまた拡散して、という流れでデマが拡大していったのだろうと。
そしてその日の夕方、公式発表を取材した、ニュースペーパーの記事が出ました。

news.yahoo.co.jp

その後、「線路内に人はいない」と確認し、同8時6分から順次運転を再開。通勤ラッシュの時間帯に主要な路線で運転見合わせや遅延が生じたことで、約9万5000人に影響が出たという。【ハフポスト日本版 / 金春喜】

これを受け、ネット上では「外国人男女2人が線路内立ち入り運転見合わせ」「(その2人が)駅員や警察と鬼ごっこ、原宿駅の近くで走りながら酒を飲んだり雑草に隠れてキスしてる」などと真偽不明の情報を載せたサイトが拡散され、Twitterでは1万件近くリツイートされた。
(中略)
一方、JR東日本の公式発表では、線路に立ち入った可能性のある人物の属性については一切言及していない。

同社東京支社の広報担当者は「線路内に人はいなかった」とした上で、「(仮に立ち入った人物がいたとしても)国籍、人数、性別はわからない」と説明している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c311ff88e1e65ca434059634a5c1076ede80d7b

ほらやっぱり!デマだった!
そう思って自分はこういう漫画を描きました。


ところが、この後、事態は思わぬ方向に向かいます。
togetter.com

実際に線路に立ち入った外国人はいた。そしてそのソースが、その外国人本人のInstagram。本人もそれを認めている(認めたうえですでに出国済み)という。Twitterに伝聞しかなかったのは、実際に見た人がリアルで伝聞して、それをTwitterに書いた、ということだったのでしょうか。
つまり、最初に聞いた情報は実はデマではなかった(結果的に)ということになりました。

新聞記事は確かにJRに取材をして言質を取っていますが、確定してない情報に対しては広報されないし(実際に本人を捕まえて聞いてみないと国籍人数性別は断言できない)。正確な情報以外が流されない。それだけ見てしまうと、実際に起こったことをデマだと断じてしまう危険性だってあるわけです。例えば、戦争で状況的に20000人死んでいるとか、犯罪的行為で被害にあったことが正確に証明できないと『それはデマ』と思ってしまうこと、思われてしまうこともあるわけです。

これは困った。どうしたらいいのかわかりません。予防のしようがない。

そして、上で書いたマンガの中で『(デマを広めるなら)今度はAIで絵を描いて貰う』って言ってるんですけれども、ネタで。でもそれがあっという間に現実になってしまった。

もう駄目だ、何も信じられない。
自分の頭で考えようが他人の決定に身を任せようが、真実にたどり着くのがとても難しい時代になりました。
どうなる?

結論はないです。困ったな、って話です。

舞台シーラカンスアピアランス見てきました(9/29 14:00~)

stage.corich.jp



舞台シーラカンスアピアランス見てきました!音楽とダンスと”ビートに合わせたセリフ”の凄く贅沢な舞台でこれ5000円で見せちゃダメだろな舞台でした…。そんな演出と照明の絶え間ない奔流で脳がグラグラと揺さぶられました、すごかった素晴らしかったです。

非常にクオリティの高い舞台でした。役者の方々の演技、歌、ダンス、どれもレベルが高く、それだけでも十分に舞台に心を引っ張られるのですが、独特の演出、それを十二分に生かす脚本によって、ちょっと他で見ることのできないような唯一無二な舞台でした。

一言でいうと麻薬更生施設でのグループセラピーのお話で(更生施設の描写はリアルというより大分ファンタジーより)その中での入所者がそれぞれのなんで薬物に嵌ったのかの来歴を語ったり施設での友情によって立ち直ったり立ち直れなかったりの話と主人公の隠された過去の話が並行で語られる話です。構造でいうと自分語りが延々と繰り返される形になるので『普通にすると』退屈な構成になりそうなところが逆に歌と踊りとビートワード(ビートに合わせてセリフを言う演出をいうそうです)によって非常に心地よく聞こえました。この心地よさのためにあえてこの脚本構成にしたのだろうと勝手に想像しています。演出脚本含めて全てが非常にコントロールされせている舞台でした。(実は初演を見ていたのですがそれと比べて脚本が随分と単純化されているような気がしました)

歌とダンスが本当に素晴らしかった!目の前で演じられるショーは物凄い圧力でした。それだけで圧倒されて脳をぐらりと揺さぶられて物語の中に持っていかれる。役者のみなさんが本当に歌もダンスもうまくてこの舞台を見れる人数がこんなに少ないなんてもったいない!(多分こういうことを書くのって失礼なのだと思うのですけれども)と思いました。

本当に素晴らしかったです。役者の皆様、照明の方、音効の方、脚本演出の方、そして、この公演にかかわった方へ。本当にありがとうございます。まだ、公演は続きますが、この舞台を一人でも多くの方が観劇されますように。



40代、花譜さんに出会って人生が変わった

fujipon.hatenablog.com

緩く募集、ということなので、自分の場合を書いていこうと思います。自分の場合、去年まで悶々としていたのですが、今年の1月ごろ、花譜さんというアーティストと出会い、色々と自分の中身の整理がつくようになりました。中年の危機といったような状態だったのが、ある程度解消されたような気がします。ただ、実際の中年の危機の本番はこれから来るのかも知れないですけれども。

花譜さんというのはvsingerです。vsingaerというのはvtuberの歌い手で、vtuberというのはバーチャルなポリゴンの外側を被った生身の人間です。そう、vtuberというのは生身の人間なのです!

花譜さんはそんなvsingerで、にほんのどこかにいる18さい。14歳の時に見いだされて、今年で4周年目を迎えます。先の8月には日本武道館でワンマンライブもありました。僕も行きました。人生初のコンサート体験でした。素晴らしかった。


www.youtube.com

こちら、そのライブの様子です、歌声が素敵です。カンザキイオリさんの歌詞と曲も素敵です。わかる人にはわかると思うのですが、この曲を聴くと自分のなかのまだ10代だったころの敏感な部分が呼び起されて、何もしてないのに涙が出るなどの症状が引き起こされます。最近、花譜さんに嵌った知人が同じような症状にかかっていて、指さして笑っています。

人生で初めてのライブとして花譜さんのライブに行った件

そして、今年の8月、その花譜さんのライブに行きました。先にも書いた通り、日本武道館でした。初めてのライブでしたが、花譜さんの主なファン層は10代~20代。そういう中に行くなんて…、と逡巡していたのですが、そういう自分を嫁が背中を押してくれました。いい嫁です。ありがとう。そしてライブに行ったのですが、本当に素晴らしかった。人生初の体験でした。

そうはいっても自分はやっぱり魔法にかかりにくい人間なので、おそらく本当にライブを楽しめる人ほど楽しめては無いのですが、作り手や観測者(花譜さんのファンのことをこう言うのです)が頑張って魔法を作ろうとしてるのを感じていたら自分も魔法を使えるようになりました。
構成もすごく良かったです。
始めてライブに行って思ったのは、スクリーンで見るのと違って、そこに生身の肉体があり、そして其れから伝わる圧力というものが凄く重要なのだと思いました。やはり生身の人間がそこにいるというのは強い。
スクリーンに映された絵、だというのは頭ではわかっているのに、でも、確かにいるんですよ。そこに。

演出も、【花譜という物語】を体験してもらおうという方向で作り込まれていて【物語】を本当に重視してました。14歳でデビューして、その年齢年齢で歌われた曲。様々な曲の中で繰り返されるフレーズ。でも、時間や環境が変わることによって、その言葉の意味も変わっていって、積み重ねられた時間の厚さが、そのまま存在感の厚さになって。本当に素晴らしかったです。
すごく楽しかったし、そして、自分も本当に頑張ろうって思えた。

コンサートの後、人をコンテンツにすることについても脳の別レイヤーで考えてました。バーチャルシンガーなので別の肉体があって、キャラクターは本体に依存するけれども中の人と『花譜』は別存在なわけですよ。それについて、ちょっと、凄く、反省するところがあって。そういう人をコンテンツにする暴力性について。そういえば801ちゃんと構造は同じだなと……
もちろん、規模とか、才能とか、そういうのは比べ物にならないのですけれども。人の一部を切り取ってキャラクターとしてパッケージしてしまうことの乱暴さについて考えたりしてました。
そして、中の人がそのパッケージに耐えられるのかという問題もそこにはあって、そういう意味で花譜さん(の中の人)も怪物なのだろうなとも思いました。どこにでもいる女の子がその内側に怪物を飼っているというのも花譜さんの物語なんです。

コンサートの終盤で「生まれ変わらなくても会いにいくよ、十年後、20年後の君へ」というようなセリフがあり(うろ覚え)それを聞いたとき、恐怖したんです。その時はわからなかったんですけど思い返すとあれは恐怖という感情でした。人は時間を経れば、本人が望んでいても望んでいなくても、良いようにも悪いようにも致命的な変質をしてしまうことがあり、そしてそれは不可逆で、その前後で全くの別人になってしまうことがあって。でも、そういう変質を含めて『花譜』と、その観測者を定義する、という宣言のような気がしました。

自分も、まだまだ変わるし、変われるし、未完成で未観測な存在なんだって、そう思えたんですよ。本当に。(まあ、自分もずっとorangestar(未完成)を名乗っているのですれども)

で、中年の危機の話。

中年の危機。花譜さんに出会う前の自分は確かに中年の危機の状態にあったと思います。今でも、色々と焦燥感や無力感はありますが、でも、あの当時持っていたような虚無感はだいぶ薄れたと思います。

一般論としていうならば、誰かを好きになるということ、そしてそれを追いかけるということ。例えばアイドルに嵌るとか役者に嵌るとか、架空の存在でも誰かを好きになりそして、それに対してアクティブになる、ということである程度中年の危機から離脱できるのでは(というかそれどころではなくなるのでは)と思ったりしました。年甲斐もなくアイドル(vtuber)に嵌るなんて……と思ってそういう気持ちに蓋をしないで、好きな『人間』を見つけて、それに飛び込んでいくことが、中年の危機を脱する一助になるのでは?と思いました。


私個人のことなので、参考になるかはわかりませんが…。個人知の集積がインターネットだと思うので…。参考にしてみてください…。

観測

観測

  • KAMITSUBAKI RECORD
Amazon

以前書いた自分の中年の危機の話です。
orangestar.hatenadiary.jp