orangestarの雑記

小島アジコの漫画や日記や仕事情報など

後で日記を見返したとき用の、最近の出来事。

(2022年01月30日記)

去年のオリンピックのころをピークに、徐々に減っていったコロナ感染者数。
ピークのころは一日25000人を超え、実質的に医療崩壊の状況にあった。
10月くらいから全国1000人を切り、そこから、12月ごろまで徐々に微減。最後は全国で100人くらいまで減った。それには、ワクチン接種の影響がたぶん大きくて(ただ専門家の人たちはなぜ減ったのか謎といっていた)12月には12歳以下の子供たちを残してほとんどの人がワクチンを打ち終わった。

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そして、1月からコロナ感染者が急増する。去年も同じように1月から感染者が急増して、それには、クリスマスと年末年始の実家への帰省の影響が大きいのだと思われる。あと、11月にアフリカで発見されたオミクロン株が、徐々に世界中に広がり、それがとうとう日本にも上陸したというのが大きい。今までの株よりも感染力が強く、あっという間に広まってしまった。


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現在、一日の感染者数が80000人を超えていて、これは、去年のオリンピックのころの感染者数を大きく超える数だ。幸い、重症になる率がそんなに大きくないようで、医療崩壊には至っていない(と思われるが)神奈川県は『自主療養』という形で、検査と隔離と食料調達を自己責任にした。医療(病床)は崩壊してなくても行政(業務)は崩壊している。

www.tokyo-np.co.jp

 神奈川県は26日、医師の診断と確定検査を経ず、抗原検査キットなどで新型コロナウイルスの感染を自分で判断して療養する「自主療養」を28日から始めることを決めた。自主療養者には無料通信アプリ「LINE」などで県から安否確認の連絡はあるが、健康管理や食事の調達は自己責任になる。県によると、全国で初めての取り組み。
 黒岩祐治知事は「自主療養は強制ではない」としつつ、「病床が逼迫(ひっぱく)する前に対応を急いだ」と述べた。(志村彰太)

近所の小学校でもPCR検査で陽性が出た人間がでて(学校の他の生徒や先生は濃厚接触者に当たらないので、学校は以後も通常通りやる)すぐそこまで来ている、というのを実感する。twitterなどで聞いた情報では、休校になっている学校もいくらかあるらしい。2020年の3月にやった一斉休校をもう一度することになる可能性もあるかも、と思う。ただ、あれから2年たったけれども、オンライン授業の準備とかそれほど進んだ感じがしないので、家庭学習とか不安。あと、自分は基本的に家で仕事をしているから学校が休校になっても子供を家でみることはできるけれども、子供がいると実際仕事ができない。外に働きに出てる人は子供をみることはできないし、どうにもならないことがたくさんある。
1月21日から首都圏ではまん延防止等重点措置(まんぼう)が出ているがなんで緊急事態宣言が出ないのか不思議に思う。経済とかいろいろ理由はあるのだろうけれども、このままではどうにもならないのはわかってるはずなのに。2020年のコロナが始まってから、行政はずっと後手後手で動いているな、という印象を受ける。(病床の拡充とかいろいろとやってるのは知ってる)(その間に看護婦の報酬を下げられたり)(批判があって急に上げたり)(なんにせよ泥縄感が強い)

そういう感じで日常を過ごしている。
一昨年の4月に中学生高校生になった子たちは、その3年間の殆どをコロナ下で過ごすことになり、かわいそうだと思う。
また、マスクをつけることが常になり、人の口から下を見ることが無くなった。このままこの環境が続くとマスクの下はスカートの中みたいな特殊な意味を持つことになるんじゃないかと、思う。
フィクションの世界では、現実に即した物語、ドクターKとか島耕作とか以外ではいまだマスク無い世界。ただ、この状態で3年間。ポケベルのブームも3年間くらいで、あれだけコンテンツのなかに取り入れられたのに比べると、やはり、扱いにくい題材なのだと思う。それによって何かが起こる、というよりも、何も起こらなくなってしまうことが多い現象だからだからなのかなと想像する。
このままマスクをつける状態がいつまで続くかわからないが、後数年続くと、コロナが収まってもマスクをつける習慣自体は残る気がする。他人の唾液とか唾とか呼気への忌避感というものがそれ以前の世界よりも大きくなってしまったから。少なくとも飲食ではマスク着用がデフォルトになんじゃないかなと思う。
このオミクロン株の波が終わっても、また次の株が出てきて…ということになるんだろうな、っていう予感がある。感染が拡大しているときの波と、静かな時の凪を繰り返しながら生活するようになるんじゃないかなこの先数年は。毎年予防注射を打ちながら。大昔の雪国のような。冬の間は家にこもり春と夏と秋に外に出れる、というような、そういう生活習慣がデフォルトになるのかも。

なんにせよ、慣れた。慣れたけれども、キツイことに変わりはない。

見に行きたい映画

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
『地球外少年少女』

見に行きたい。見に行きたいが、悩んでいる。
スパイダーマンは面白いとtwitterのぼんくら村で評判で、今までのスパイダーマンはスパイダーバース以外一応全部見てるので、見に行きたい気持ちが強い。ただ、スパイダーマン2が自分の中で至高なので、もにゃる可能性が高いな…と思っている。
『地球外少年少女』は『電脳コイル』の磯光雄監督作品。自分じゃなくて、子供に見せたいけれども、この状況下で子供を連れて都内に出るのは無理なので、これも諦める。netflixで同時に公開中なので、家のプロジェクターで映画的な環境を整えてみようと思う。