orangestarの雑記

小島アジコの漫画や日記や仕事情報など

つい、主語の大きい言葉を使ってしまうことがあるし。

威勢のいいことやあおり言葉、強い言葉を使ってしまいそうになる。っていうか使ってる。
その方が大勢の人に届きやすいし、分かりやすいし。


ああ、でもそこらへんは反省しないといけないし、もっと誠実にならないといけないな、思う。



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窓を開けながら、この文章を書いている。
昨日は雨が降って、空気がひんやりと湿っている。
九州と、近畿と、四国は梅雨入りをしたらしい。
もうすぐ、僕の住んでいるところも、本格的な梅雨になるだろう。
毎年のイメージで、3月に急に暖かくなり春が来て、そのまま気温があがり、5月になって急激に熱くなって何度も夏日を迎える、そして、Tシャツを出して、着だしたころに梅雨がやってきて、1か月ほどじとじとと雨が降った後、夏がやってくる。
5、6月の雲の形は複雑で、地面に近いところに、スーパーマリオの1に出てくるみたいな、もじゃもじゃとした複雑な形をした雲があると思えば、その上にクレープを伸ばしたような雲が流れていたり。また、もじゃもじゃの雲がまるで、クラゲの水槽みたいに空一面を漂っていたり。
空一面を漂う雲は、新幹線からみた印象が強い。小さいころ、自分が小学生のころ、四国の田舎に里帰りするときに、窓の外をみて、すごい雲だと思った覚えがある。でも、それならそれは8月の記憶のはずだ。8月の雲?あの記憶はなんだったのだろうと思う。


夜の記憶がある。
冬の寒い夜の中を歩いた記憶や、夏の、ただ立っているだけで汗が噴き出すような、まるで水の中に異様な湿度の夜に、あっという間に溶けるアイスの棒をもって友達と歩いた記憶。秋の、急に夜になって冷え込んで、昼間に合わせてきていた薄着の服では困って、震えながら帰った夜とか。


6月の、この、梅雨の時期、なぜか夜の記憶があまりない。
雨の記憶と、夜の記憶が混ざり合わないのだろうか。