『三つ目からはそういうジャンル』という言葉があって、今日はそれだけでも覚えていってくださいね、創作をしていくにあたって、覚えておいて損はない言葉です。
世の中に今まで無かった全く新しいものを作り出す人がいます。そして、それに着想をえてよく似た物を作る人がいます。この人は、まあ、結構叩かれる(事が多い)パクリとか、二匹目のどじょう狙いとか。
ストリートファイター2のあとの画廊伝説とか当時の小学生に散々でした。
ところがです。
ここに、3つ目の『よく似た作品』が出てきた場合、それはもうパクリではなく、
『そういう新しいジャンル』
ということになるのです!
ここ大事。
ストリートファイター2のあとの餓狼伝説、そしてその後にワールドヒーローズとか似たようなゲームが出てきて、そしてそれは『対戦格闘』として一大ジャンルになりました。
ブギーポップが刊行された後、似たような作品がいくつも出て、そして、それは『セカイ系』と呼ばれるジャンルになりました。
異世界転生だってそう!悪役令嬢だってそう!土着ホラーだってそう!
2人目まではオリジナルとその模倣者ですが、3人目が現れた途端、それは『ジャンル』『そういうもの』として立ち上がってくる。
1人目になるには才能と勇気がいります。2人目になるには覚悟が要ります。そして3人目になるのは、なんかこう、すごく調子に乗ることが必要です。
さあ!どんどん調子に乗っていきましょう。
そして、自分の好きな世界観や設定の話を、『そういうジャンル』として確立させてしまいましょう。
やっちゃおうぜ!
神様はなにも禁止なんかしてないから!先人が開いた道の後を歩いていこう!巨人の肩に乗っていこう!
ブルーオーシャンにはどんどん飛び込んでいきましょう!
というわけで
『三つ目からはそういうジャンル』
この言葉、今日は覚えていってくださいね。