orangestarの雑記

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もめんたりー・リリィ見たよ!面白かった!たしかに既視感はあるけど、ちゃんと新しい物語だった

もめんたりーリリィ、amazon primeでのこり6日なのでみてみた

すごい面白かったよ!なんでこれが話題にならなかったのか不思議!自分の観測範囲が小さいだけでちゃんと話題になってたのかな……

絵や動きのクオリティマジ高いし、OPも曲も神

OPだけでも見てくれ…OPで得られる印象から全くOP詐欺ではないので、OPが気に入ったらそのまま本編行けると思う……

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設定も、キャラも、世界観も、展開も、オチも、すべて既視感がある、ベタなセカイ系、と言われるとそうなんだけど、『ベタ(王道)が強い』ということを改めて信じさせてくれる最終回までのルートなので、本当に、面白かったんですよ。






なんかよく分かんない敵が攻めてきて崩壊して人類が殆ど滅んだ世界(都市)で、女の子たちが大きな武器を持って、大きなよく分かんない敵と戦うっていう、もう何度目だっていうネタなんですけれども、丁寧に作り込むとちゃんと面白い、なぜならこれは面白いからっていう、当たり前の作品なんですよ。
あと、廃墟三分割烹が良かった。
ご飯を食べる、ということの意味、生きてるっていうことの意味。滅んだ世界で再生産の出来ない世界で食べ物を食べるということはとても大事で、テーマ的になるんですけども(これもよく見るネタだ)保存食を使って『少しでもおいしいものを食べたい』っていう、そういうささやかなところを作品のテーマに持ってきてるところも良かった。
大きな逆転劇も、大解決もなくて、すこしずつ進んでいくしかないっていうところが、2025年に作られたセカイ系の物語という気がした。

そう、2020年くらいから、セカイ系のリバイバルが来てるんですけれども、セカイ系、やっぱり当時と味が変わってるんですよ。世界滅亡、が昔は希望だったのが、今は『立ち向かうもの』に変わってる。滅びの美学ではなく『滅んでいく日常を精いっぱい生きる』っていう雰囲気の違いがある。表現型は似てるからおなじセカイ系、でくくれるとは思うのですけれども

もうちょっとサンプルを見てみないと分からないけれども(そして今体力的にそんなにたくさん作品を見れない)色々と、時代の違いみたいなものを感じてる。当時と違って目に見える不安が大きくて、それをどうやってくかっていうことがリアルライフの課題になってるからなんだろうな、って思ったりした。



あと、少し前に『神椿市建設中』もみたんですけれども、こちらも、セカイ系で、新しいことをしようとしているのは分かったし、10話は、神椿というコンテンツでしかできなかったことだと思ってそれはすごく好きだったんですが、正直、残念ながら『枠』を超えることができなかったな…可能性はあったんだけどな…と思いました。なんていうか、ちょっと古い感じがした。好きなんですけれどね…。