26日、火曜日の深夜、それまで元気にしていたゴマの調子が急に悪くなる。
身動きが取れないような感じで、少し歩いてはうずくまる。少しづつ動いて、涼しいところへ移動しようとする。頭をあげることができない。目は、自分に何が起こっているのか分からない感じ。その状態が、オシオとマメちゃんが亡くなるときの様子に似ていて、覚悟をした。もうお年寄りでいつその時がきてもおかしくないと思っていたので。息子を起こして、一緒にゴマの様子を見守る。
2時間くらい経った後、急に元気になって、最後だから、と出した牛乳を一気に飲み干す。元気といってもちょっと調子は悪いみたいだけど、それでも、さっきまでとは全然違う。
妻は、様子をみて、朝まで起きていて、自分たちも一応布団に入ったけれども、まんじりともできずに朝。
翌日は、かかりつけの動物病院が休みで、そして、ゴマがある程度元気なので、遠くにある普段いかない動物病院に行くよりは、家で様子を見た方がいいと判断して、その翌々日に行くことに。
そして、今日、動物病院で聞いた話によると、間違いなく心臓発作ということ。
2時間くらいして治ったのは、自力で回復したということらしい。
気圧や気温の変化の激しい日はそういうことが起こりやすいということで、そういえばあの日は爆弾低気圧だった。
(気圧図の急に下がってるところが発作のあった時間)
人間でも、お年寄りがトイレとかお風呂でヒートショックでなくなることが多いですが、それと同じことらしい。
また、発作が起こるかもしれないし起こらないかもしれない。それに関しては何にもわからないということ。
(写真は2017年頃のシニア入りたてのゴマにゃん)
心臓発作が起こったときにできることは何もないということ。そっとしておいてあげるのがいい、ということでした。その時病院に行っても基本どうしようもない。薬はあるけれども、できるだけ出したくない、ということでした。その薬が止めになってしまうことも多い、ということだったので。
体重は2.0kgで、8月に測ったときから500グラムくらい減ってました。肝臓の数値がよくなかったので、薬をそれまでもらってたのですが、それもまあ、もう、いいでしょうということになって、好きなもの食べさせてあげて下さい、ということに。
もう、お年寄りゆえの色々だしね~ということ。
家では元気だし、ずっと起きてて足元について来たりするので(人間が食べ物を持ってるときだけ)気にしてもどうしようもないし、このまま暮らしていく感じ。
(写真は2021年頃、ドラム式洗濯乾燥機の上で暖をとるごまにゃん。)
ごまは、今年の5月くらいにすごく調子が悪くなった時があった。足に力が入らないで、歩いているときにもよろけて、うまくジャンプができない感じ。病院に連れて行ってみてもらっても特に何かが原因というわけではなく(血液検査をしても、特に悪い数値は出なかった)(この時体重は2.4くらい)もう、お年寄りで、これは仕方のない事だと言われて、そして(多分、お医者さんも長くはないと思ったようで)もう好きなものを食べさせてあげて下さい、と言われた。
それまではずっと健康に気を使っておやつとかも節制していたのだけれども、ささみとか食べたいものをあげることに。そうしたらぐんぐん調子がよくなって、2か月後には体重も2.8キロくらいまで回復した。動きも活動的になって、この歳の猫はずっと寝てばかりなのに、昼夜家の中をうろついたり、人間が物を食べてるとにゃーにゃーいって食べ物をねだってきたりして、体重はともかく、すごく元気になった。
そんな感じで、それから少しずつ体重も減ってはいったけれども、元気よくくらしてて、先生に、その状態のことを話して、そして、ささみは腎臓に悪いのですこし控えた方がいいですね、とかそういう話もしてた。
そういう感じの時に急に起こったことだったので、すごく、驚いてしまった。何が起こったのかと思った。さっきまで元気だったのに、と。
それから、2つ日間、嫁も自分もずっと緊張状態で寝れてなくて、そして、今日、心臓発作ですね、といわれて、なんというか、『安心してしまった。』もう、気にしてもしょうがない、お年寄りだからねっていう感じで。できることは何もないし、もう美味しいもの食べたいものを食べさせて、機嫌よく暮らしていく以外にないっていう。とりあえず、家の中で温度差を作らないようにするように気を付けるけれども、それ以外にできることはないっていう。
とにかく、残りの時間を、人間も、猫も、機嫌よく暮らしていこうと思いました。
追記:先日の日記のイリは、ステロイドを3日間打ってもう元気になりました。まっすぐ歩けるし、めまいも無くなった感じ。首傾げが残るとも言われたけれども、そういうのもなく、普通に暮らしています。モリモリとゴマとおやつを分け合って食べてる。持ってみた感じ、少し目方も増えたような気がする。打ったステロイドが聞いたのか、眼球の肥大もマシになったみたいで、まあ、元気に暮らしています。