猫が緑内障で片目失明。お年寄りだし、仕方ないところはあるんだけど、やっぱりちょっと心がザワザワする。
老猫の緑内障には、眼圧を下げる薬はあまり効かないらしく、取り敢えず炎症を抑える点眼をしている。一月前に左右の瞳孔の大きさが少し違うというのに気付いて病院に行って、緑内障だということだった。今は、右目の瞳孔は開いたままで、眼球が大きくなって目が閉じにくいのか、目を瞑っていても、少し薄目が開いたみたいになってる。後できることは、眼球が膨らんで痛みを伴わないように祈るしかない。
最初からできることはなかったのだけれども、やはり、少し、何かできることはなかったのかと、心がザワザワする。
一昨日、病院に行って、失明が明らかになって、ちょっとしょんぼりしてたら、なんかその日からすごい具合が悪くなって、まともに歩けなくなった。ジャンプもちゃんとできないし、何もないところで急にコテンって転ぶ。
先住猫2匹が亡くなる前、こんな感じだったので、すごく不安になる。
ただ、なんか食欲はあって、缶詰を開けたらガツガツ食べていた。
昨日の夜は、すごく不安だったので、ずっと寝れずにいた。
事態が急変したらすぐに動物病院に救急で行かないと、と思っていたので。結局朝まで、まあ、その悪い状態のまま、だったので、よかった。
朝一で病院に連れて行く。
診断は突発性前庭障害、人間でいうとメニエール症のようなもので、平衡感覚がおかしくなって、ずっとグルグルと眩暈がしている状態らしい。
緑内障とは全く別で発症。まあ歳なので…ということ。
急な気温低下とかで血流が悪くなって、それが原因でしょうっていうこと。
治療法はないがステロイドで良くなることがあるので、ステロイドの注射。首傾げが残るがだいたい治るらしい。治るまで二、三日から三、四週間と幅が広い。食欲なくなって弱ったりしてしまうので気をつけて、と。
一安心と、そして、これから、多分、こういう風な感じで、あちこちガタがきて、だんだん、その時が近づいていくんだろうなと思う。そこらへんで、ちょっと、ずっと、ザワザワしている。
小さい頃から飼っていて自分にすごくなついていた猫なので、(作業をしていると必ず邪魔をしてくる)なんだか、そう、すごいザワザワするよ。
あと、もう一匹の猫、ゴマ(18歳オス)は、身体はガリガリになったけど、本当に元気で、この年頃の猫は一日寝てることが多いのに(イリも寝ている)結構活発に動いて、人間が台所でごはんをしていると「なにかないかなにかないか」とねだりに来る。前はそうでもなかったのに、お爺さんになって、そういうことをいうようになった。少しボケ始めているのかもしれない。
まあ、二匹ともよく生きてる。すごい長生き。