orangestarの雑記

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凪いでいる

今週のお題「こぼしたもの」
感情がすごく凪いでいる。
気持ちが動かない。
色々と物語や他のアイデアを考えないといけないのに、何も思いつかない。キャラクターが頭の中に浮かんでこないし、喋ったりもしない。日課でしていた絵を描くのと4コマのネームを描くのもここ2週間くらいできていない。本当に何も浮かんでこないし、やる気が起きない。虚無というわけではない。ただただ凪いでいる。何とかならんかな、と思いながらも、どうにもならない。今、なんとか少し文章を書けるくらいにはなった(気がする)のでここにちょっと書いてみる。とりあえず1時間くらい、おもむろに指を動かしてみることにする。
と、いっても特に書くことがない。「はてなのお題」を見てみると『パソコンにこぼさないように』とある。なので、それについて少し。
今、頻繁にパソコンにこぼれるものといえば、猫である。うちの15歳のおばあちゃん猫です。パソコンで作業をしようと机に座ると、机の上に上ってきて、机の上にドデン、と寝転がる。そして、キーボードを押して本当に困る。撫でないと起き上がり、モニターが全く見えなくなるので、頻繁に撫でて、横たわらせないといけない。キーボードは仕方ないので膝の上に置いてタッチする。マウスを動かそうとすると、頭をごつごつぶつけてきて、クリックアンドドロップの邪魔をしてくる。本当に困る。下におろしてもすぐジャンプして机の上に登ってくるので、どうしようもない。
部屋の外に出せばいいのに、と思われるかもしれないが、他の猫との兼ね合いで、この猫(イリといいます)はこの部屋しか居場所がないのだ。そういう訳で、自分が部屋に入ると構え構えといってゴロゴロと目の前で動き回る。作業にならない。困った。そんな猫ですが、ちょっと最近足腰が弱ってきたみたいで、机の上に飛び乗るときに、ちょっと失敗してドテンと落ちることが増えてきた。少しずつみんな歳をとっていくのだ。
この、イリという猫。実は3年前に1回余命宣告をされている。(確か3年くらい前だったはず)急にやせてしまって、病院に連れていくと、腎臓の数値がとても悪いということだった。知ってる人は知ってると思うが、ほぼすべての猫は腎臓が悪くなり、そして腎臓が悪くなるともう戻らない。不可逆だ。それで、治療法もなく、補液をしながら誤魔化し誤魔化しやっていくしかない。で、そこで、余命3ヵ月と言われた。毎週のように補液を続けて言ったら、いつの間にか体重が増えて、2年、3年生きてる。おかしいね。ということでもう一度血液検査をすると、腎臓の数値もよく健康。猫の慢性の腎臓病ではなく、一時的に調子が悪かったものなのかも、ということになった。
というわけで、この猫は元気に生きています。

あと、他の『こぼしたもの』
猫が、時々、キーボードの上に吐いて困ったことになりました。