『貞子vs伽椰子』映画化!監督は白石監督で!
headlines.yahoo.co.jp
6か月前の白石監督のtwitterの書き込みで
これ…本当にやるなら私にやらせてもらえませんかね…!“@cinematoday: [映画]貞子VS伽椰子、最恐ヒロイン夢の共演がついに実現!? http://t.co/sT9KI3cuQP pic.twitter.com/31uftyxd45”
— 白石晃士 (@shiraishikouji) 2015, 4月 1
というのがあるんですが、まさか実現するとは!すごい!楽しみ!
上のもともとのtwitterの日付を見て見れば分かる通り、もともと、「『貞子vs伽椰子』映画化」っていうのはエイプリルフールの嘘企画。まあ、嘘企画と言いながら4月1日に嘘予告をして反応を見ながら実際に作ったり、実際に作ってるけれども発表できる段階にないものを発表したりすることはママあることなんですけれども。これに関しては、多分何も決まってない状態だったんだと思う。
で、それに対して、
白石監督「やります」
誰かA「じゃあやろう」
誰かB「やるか」
誰かC「やろう」
みたいな、こう、そういうのを感じる。
白石監督ということはまたPOVなんだろうし、それもすごいたのしみ。
白石監督の怖さは怪異の怖さというよりも人間の怖さ
怪異も怖いんですが。
怪異の怖さも、ただ、他の怪異物の分類とは違っていて。
普通の怪異と言えば
- 恐くて強いモンスターが怖い
- こちらの攻撃が通用しないのに相手の攻撃ばっか通る状態が怖い
- 呪いでわけわかんなくて死ぬのが怖い
- 呪いとかわけわかんない攻撃で頭がおかしくなるのが怖い(死よりも自我喪失の恐怖)
- ジャーンと出てきて驚かされるのが怖い
とかがあるんですが、そしてそこらへんもしっかり押さえられてはいるんだけれども。
白石監督の怖さ、というものは、そこに立ち入った人間が、“正気のまま正気を失っていく過程”だと思うんですよ。そして観客は、それをPOV、そこにいる誰かが撮っているフィルムをそのまま見るという設定を取ることによってそれを追体験するシステムになっているんですよ。いるんですよ。
“ここらへんまでなら大丈夫だろう”
“いける”“ああだったからこれくらいへいき”
“この流れだとやんないとまずいから、絶対やっちゃだめだけどやる”
って言う具合に、“普通に”“普通のまま”“正気のタガが外れていく恐さ”が白石監督作品の真骨頂だと思っていて、気が付けば自分自身が自分自身のまま、怪異の一部かそれそのものになってる。シロメとかでも、ヤバイヤバイヤバイって思いながら、空気に逆らえずにそのまま行ってしまう女の子たちの話を描いているわけだし。コワすぎシリーズとかもモロにそれですよね。
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というわけで、白石監督の『貞子vs伽椰子』、超楽しみです。
実際の映画タイトルが
超コワすぎスーバー都市伝説!恐怖対決『貞子vs伽椰子』
とかで、工藤Pが貞子と伽椰子に金属バットで戦いを挑む話だったらどうしよう……
普通に想像がつく……!!
参考
bulldra.hatenablog.com
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