アニメの寄生獣がとてもいい。平野綾さんのミギーも違和感なく。もともとミギーって萌えキャラなので、それは当然なのかもしれないけれども。ちなみに漫画版の時は、昔の速水奨さんの声で再生されてた。勇者エクスカイザーのエクスカイザーをやっていたあたりのしゃべり方です。ロボ声。
絵柄を替えて、舞台を替えて、でも、全体に通じるテーマはそのまま残すっていうのは、すごい難しいけれども、それを丁寧にクリアしてて、すごい。
ガッチャマンもそうだし、宇宙戦艦ヤマトもそうだけれども、映画のタイアップ的に始まったアニメというのは準備期間か予算かヒットの為に(上でお金を出す人を説得する為に)積み上げなければならない要素が少ないのかそれともそのすべてに余裕があるのかとにかく最近質のいいアニメが多いと思うので、なんていうか。良い。
不良の女の子が、デザインがスケバン風からギャル風にリメイクされていてとてもかわいくなっているので、今後のことを思うと悲しい。
ただ、時代背景がかわったことによって、時代に拠る主張、その時代ではリアリティや説得力、ある程度の蓋然性が失われてしまうこともある。
市長のあの一連の演説は、1990年代においては*1ある程度の正当性とか、みんなが心にどこかやましいことをもっている部分、として認識共有されていただろうけれども、現代にそのまま持って来ると、ちょっと難しいのではないかとも思う。
そういうのも含めて、今後の展開と演出が非常に気になる&楽しみ。みんな寄生獣面白いから見ようよ!
- 作者: 岩明均
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/01
- メディア: コミック
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*1:オウムとかそういうのがあった時代だ