orangestarの雑記

小島アジコの漫画や日記や仕事情報など

日記(戦争が始まった。まだ続いている)

(2022年03月06日 記)
2月の24日に始まったウクライナとロシアの戦争(というよりロシアのウクライナへの一方的な軍事侵攻)は今日で10日目になる。
開戦初日の様子からは、長くても3日で制圧される(ように当日のニュースをみて思った)が、ウクライナが善戦し、そしてロシアの指揮がうまくいかず(というようにニュースでは報じているしそのように見える、しかし今回の戦争が一般市民への情報戦が重要な戦争でもあるのでそこら辺の真偽はよくわからない)いまだに決着には至っていない。
元コメディアンのウクライナの首相が戦場となった国に残り指示を出し、ウクライナの戦意は上がっているらしい。国内で反戦のデモが起こり(といってもロシア国内では情報統制が激しく、開戦後そのための法律も立法された)ウラル山脈に雲隠れしているプーチン大統領とは対照的だと思う。
ロシア出身のオリガルヒ(新興財閥)のアレックス・コナニキンさんが、プーチン大統領の首に1億の賞金を懸けたりと、もう、色々無茶苦茶な状態だ。
国会の安全保障理事会の最中にロシアが戦端を切り、世界中がロシアに対して怒りを表明して(中国、インドは立場上中立を表明)ロシアへの経済制裁のためにルーブルが紙くずになっている。
ウクライナはヨーロッパの穀倉地帯らしいので、小麦の値段が今から馬鹿みたいに上がるらしい。
ウクライナからの難民がポーランドほかに押し寄せているらしい。そこで、今までのシリア難民との待遇の差などが、浮き彫りになってて、なんだかなあと思う。日本もウクライナからの難民の受け入れを表明していて、今までの難民対応を見ていると、本当になんだかなあ、って思う。

goldhead.hatenablog.com

goldhead.hatenablog.com

感覚としては黄金頭さんのここら辺のエントリが近くて、そういうことをうまく言語化できる人が羨ましい。


この戦争が始まるまではウクライナのことをよく知らなくて、(というかロシアとその国境を接した国のこともよくしらなかった。クリミアとか、フィンランドとか、ポーランドとか、バルト三国とか)今回の戦争で初めてロシア(というか旧ソ連)と西側諸国に挟まれる国の過酷さというものを知った。ウクライナの人が、不退転の覚悟で(18歳以上の男性の国外退去を禁止した)全員兵士となって国土を守ろうとするのも、過去のロシアとのやり取りを見ていたら、納得できるものがあった。

note.com

ja.wikipedia.org

ホロドモール(ウクライナ語: Голодомо́р[注 1];ロシア語: Голод на Украине;英語: Holodomor, Famine Genocide)は1932年から1933年にかけてウクライナ人が住んでいた各地域でおきた人工的な大飢饉である[1]。飢餓テロや飢餓ジェノサイド、スターリン飢饉などとも呼ばれる[2]。
ウクライナ人たちはソ連政府による強制移住により家畜や農地を奪われ、更に少ない食料を強制的に収奪された結果、大規模な飢饉が発生し、数百万人から1450万人ともされる餓死者・犠牲者を出した[2]。ほか、その後のウクライナ人の出生数が大幅に抑制される等の多大な悪影響を及ぼした。
この大惨事は、当時のソ連の最高指導者ヨシフ・スターリンによる計画的な飢餓ではないかとする議論が長年続いており、近年はジェノサイド、人道に対する罪であったとされる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AD%E3%83%89%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AB

言葉もない。

自分の子孫がこのような目に合うと思うのなら、ここで踏ん張って死のうと思うだろうし、逃げて逃げた先での土地を持たない民族の歴史というもののまた悲惨だ。言葉がない。

この戦争が早く終わってくれる(ウクライナにいいように)のを望む。




日記(神奈川のコロナの状態について、あと猫のこと)

(2022年02月20日 記)
orangestar.hatenadiary.jp
前回に続いて、個人的な日記を残していこうと思う。
最近、昔の日記や記録を見返してした。
一応、ローカルに何があったかの日記は残しているんだけれども、事実の羅列で、その時にどう思ったとかその時期どういう状態だったのかとかがあまりわからなかった。オープンなブログで描くということは、誰かに説明するということで、そちらのほうが自分で自分の状態を客観的に描写できている。あと、出来事を起承転結を交えて描くので、全体が把握しやすい。ローカルな日記では、毎日のデータの積み重ねて、何がどうなったのか分かりにくい。
なので、こういう風に自分の日記をある程度残しておこうと思う。
個人が特定されるようなことは書かないけれども、それでも後で見返して、その時どういう状況だったのかはわかるはずだ。

神奈川県の状況

先月からまだコロナの感染者数減らず。
f:id:orangestar:20220220164449p:plain
f:id:orangestar:20220220164501p:plain


www3.nhk.or.jp

神奈川県は新型コロナウイルスの感染者のうち、重点的に健康観察などを行う対象を、65歳以上の人と2歳未満の子どもなど、これまでよりもさらに限定する方針を決めました。

神奈川県は感染の拡大が収まらず医療機関や保健所の負担が増えているとして、先月から電話での健康観察などを行う対象を50歳以上か5歳以下、または糖尿病などの重症化につながる持病がある人などにしています。

県はこれらの対象について19日、医療関係者などを集めた会議の中で、65歳以上か2歳未満とさらに絞り込み、40歳未満については持病があっても対象から外す方針を示しました。

(これ以前は五歳以下か五十歳以上)
神奈川県は実質的に医療崩壊の状態にあるのに、いまだにまん延防止等重点措置のまま。

大阪はもっとひどい状態。

最近のこと

やはり家にこもりきりになるし『子供たちの学校でもコロナ陽性者が出た』という連絡が1週おきくらいに来る。幸い濃厚接触者はいないということで、そのまま授業が続いているが、他の学校では学級閉鎖や休校になったところもあり、自分のところもいつそうなるかわからない。駅前のPCR検査センターには毎朝10人くらいの列ができている。
冬の一番寒い時期は通り過ぎたようで、徐々に暖かくなっていってるのを感じる。そろそろ早い桜が咲き始める時期だと思う。
最近、メンタルと体の調子がよく、その状態が比較的長く続いている。このままの状態をキープできるようにしていきたい。朝一でブログの更新やtwitterの更新用の漫画を描いて調子を上げ、そのままの調子で企画を作ったりプロットを組んだりしている。モノになる保証はないけれども、そういうのを積み重ねていこうと思う。

猫のこと(イリ)

去年の8月に体重が急に減って病院に連れて行ったら腎臓が悪くなってるといわれ、「ああ、きたか」と思った。
猫が腎臓を悪くするのはもうどうしようもないことで、それまでの時間を引き延ばすことしかできない。その日から週一で猫の補液に行っている。幸い安定していて、体重もそれからは大きく減らず、元気に過ごしている。(もうおばあちゃんということであまり活発に走り回ったりということはないけれども)
最近は冬の寒い時期になったので、夜になるとベットの上に上がってきて、枕もとでにゃあ、となき、布団のすそをすそをあげさせると、そこから潜り込んで、わきの下に潜り込んで一緒に眠る。以前はマメも布団にのってきて、枕もとでゴロゴロ言いながら寝るのが好きだったな、と思いかえす。ゴマの方は、夜に布団に上がることはないけれども、たまに朝寝坊で布団で寝ていると、ベットに上がってきて、股の間に潜り込んで、眠り込む。
こういう風に今いる猫と暮らせるのもあと何年くらいなんだろうな、と思う。
ちなみに、イリの検査のあと、ゴマも連れて行ったのだけれども、目が少し白内障になっている以外は(腎臓も)健康だということ。よかった。白内障も歳をとると仕方ないところがあって、まあ、それだけ長生きしたということだと思う。
ゴマは今年15歳。イリは14歳になる。20歳まで生きてくれ。

人生で大切なことは大体学校で教わってる(はずなのに全然それを生かせてない

f:id:orangestar:20220216122245j:plain




学校で学べる「教養」「趣味」について

古典とか漢文とか小説とか。実用的でないのでカリキュラムから外そうって動きがあるけれども、個人的には残した方が絶対にいいと思うんですよ。普通に生きてたら多分スルーしてしまう教養ってやつを、殆ど全員の中学生高校生にインプットできる。もしかしたら、そこから、もっと深い場所への入り口になるかもしれない。
他の、音楽や体育スポーツに関しても、そこから、選手やプロになるというという人もいるだろうし、それ以外にも将来趣味でやるためのベースになることもあるだろう。むしろ、そういう趣味でやれるための『そういうことがある』という知識を得れるということにすごい意味があると思う。
実学以外の学問、学問以外の生活に必要のない何か。それを広範囲で教える、教わるということは、すごく意味のあることだ。
有用性にばかりステータスを振り切って、趣味とか自分自身で自分を慰める何かを持っていないと、いざ失敗した時に多分ちょっと悲惨なことになる。
orangestar.hatenadiary.jp


じゃあ、どこら辺が失敗なのか

正しさ、成績、で評価をつけること。
学問、将来の仕事で必要のないカリキュラム。学校のカリキュラムだから評価しないといけないんだけれども、その技術や能力を身に着けさせるよりも、それ自身の楽しさを知れるようにするということを一番大事にするべきだと思う。そうすれば自分もこんなに体育(体を動かすスポーツ)が嫌いにならなかったのに……。

心のMPが尽きたら宿屋(ホテル)に泊まって回復しよう

f:id:orangestar:20220215103905j:plain

MPが尽きたら宿屋に泊まって回復しよう

なんだかわかんないけどやる気が出ない。漫画もアニメも見る気がしない、仕事どころか自分の趣味で楽しいことすらする気がしない。
そういう状態を我が家では、『MPが足りない』って呼んでいます。
MPが足りない状態でもツイッターをだらだら見たり、パズドラを虚無りながら延々とプレイしたり。
ちなみに真の虚無ゲーはトゥーンブラストだって嫁が行ってました。
レベルを見せてもらったらとんでもないことになってた。

トゥーンブラスト

トゥーンブラスト

  • Peak Games
  • ゲーム
  • 無料

結局布団にくるまって寝る!しか回復の方法がないのか、もう駄目なのか、ていう状態が結構続いたんですけれども、ここ1年、何とかうまくいってるやり方があって、それが

『宿屋にとまる』

旅行に行くとかでなくて、近所のビジネスホテルで1泊とか2泊。2か月に1回くらい、リフレッシュのために嫁に家事を任せて泊まるようにしてる。*1
初めてそれをしたとき、想像以上に心のMPが回復した。物凄く煮詰まっていたのがだいぶ空気が抜けてガス抜きができた。ホテルに泊まって何をするでもなくぼーっとしたり、ネトフリを見たりしてただけなのだけれども、たぶん、それがいいのだと思う。生活から離れ、次のタスクの心配やそういうことからも離れられるっていうのが効果があったのかも。
旅行とかはあまりしないので旅行の効果との違いはわからないのだけれども、(旅行の方がもっと回復するのかも)普段と違う環境に自分をおいて、何かやらないといけないこととかの圧力がない状態でガスを抜くというのが、ここ数年で自分のやったガス抜きの中で一番効果があったので、試せる余裕のある人は試してみてもといいと思う。

*1:うちは家事を自分がメインにやっていて、よその家と役割が逆。家で煮詰まってる自分のために嫁が家事と家のことをその間やってくれた