orangestarの雑記

小島アジコの漫画や日記や仕事情報など

スポンサードリンク

よく「現実は小説より奇なり」と言われますが。


りちょうとえんさんkindle電子書籍で発売中です//となりの801ちゃん+512月24日発売予定

実際は、「実際に現実に起こるレベルの怪異」や「実際に現実に起こるレベルの以上犯罪」を書いても、それが読者の人の脳内で想定されている現実の範囲を超えていると「はいはいファンタジーファンタジー」で片付けられてしまって、できそこないの物語、現実感のないリアリティのないSFとして処分されてしまうだけですよ。だから現実味のある小説は、必ず現実に実際に起こる犯罪や事件や出来事以下のものしかリアリティを伴って書けない。黒い家が出た当時あれば想像上ホラーだったですからね。そのうちバトルロワイヤルみたいな国家が出来上がるかもしれないし。
人は自分の見える世界までしか見えない。

アサクサさんと、なんかこないだ電話で話したんですが、お互いあんまり映画批評とか小説の感想とか書かなくなったのは、その表現物の描く「現実や世界」を捕えようとしても「自分たちの世界の限界」を越えて読むことはできず、また、「自分たちの世界の限界」まで使って楽しんで面白がったりファンタジーを感じだりしてもその「自分たちの世界の限界」はほかの第三者がみた「その人の世界の限界」とリンクすることはまれで、結局、「俺にこう見えるこの物語」と「別の人のこう見えるこの物語」がかぶることはなく、感想をいったり批評を行ったりすること自体が無駄ではないか(それを分かる*1人には、説明するだけ無駄だし、観測範囲が違うひとには何を言っても通じない)と思ったりした。まあ、この文自体が、俺が説明文章が下手だということをさっぴいても分かる人にしか絶対にわかんないと思うんですが。
要素だけ説明しようとするとどうしても抽象的になる。具体例とか、例え話をすると、説明の理解度も上がるけれど、誤解の割合も同程度上昇するから難しいですね。ライフハックで例え話を用いてるのは基本的に信用しないほうがいいです。これライフハックな。

*1:世界が観測範囲内にある