日本の女子高生はなぜ理系になりたがらないのか | 舞田敏彦のデータで読み解くDUALな疑問 | 日経DUAL
という記事で。
とりあえず自分の意見は置いておいて
この記事の冒頭の部分で
前回の記事「大卒で正社員就職率が高いのはどの専攻?」では、大卒の正社員就職率が高いのはどの専攻かをみたのですが、「理系>文系」「女子>男子」という傾向が分かりました。両者を合わせると理系の女子、いわゆるリケジョが重宝されていることになります。
という冒頭の見出しだけで、日本で、どれだけ理系の(文系理系という分け方がそもそもアタマワルイですが)教育がないがしろにされているか分かりますね!日経です。
男子理 |
100/100 |
男子文 |
1/100 |
女子理 |
2/100 |
女子文 |
100/100 |
(90/100→100人中90人という意味。母数も違うのでそこんところも変わるけれども、そこまでいうとややこしいので単純なモデルにしています)
ってなっていた場合、理系(102/200)>文系(101/200) で 女子(102/200)>男子(101/200)で、「理系>文系」「女子>男子」ではあるけれども、理系の女子の就職率は女子文系に比べて肥溜めの中のクソだと言うことが出来る。
自分は会員じゃないのでリンク先の記事が読めないから、リンク先の記事ではちゃんとそれぞれ分けて計測してるのかもしれないけど
「理系>文系」「女子>男子」という傾向が分かりました。両者を合わせると理系の女子、いわゆるリケジョが重宝されていることになります。
っていう書き方で説明した気になっている、こう書いちゃえるということでもうアウトだろう。
ちなみにこの連載のタイトルが「舞田敏彦のデータで読み解くDUALな疑問」
こういう人がこういう記事を書いているということが、もう、若者の理系離れの原因ですでしめても良いくらいだけれども、それはさておき。本題。
日本の女子高生が理系になりたがらないのは、生涯賃金が低いから
上の例でも分かるように、日本っていう国は理系が大変軽視されている国です。
で、それが生涯年収にも表れている。
理系vs文系 本当に得なのはどっち? [マネープラン] All About
の記事ですが、大体5000万違いますね。これは特定の大学の大卒の話なので他のサンプルも集めないとですけれども、生涯年収で、同等かそれ以下しか見込めない理系に、高校と大学のほぼ多くの時間を勉強に費やして、そして、お金を犠牲にして(理系の大学生は研究にお金がかかる(ところがおおい)(消耗品とか持ち出しが多いし、本が高い)(キムワイプで鼻をかむと怒られる))(バイトも忙しくてできない)進もうという人間はよっぽどその学問が好きか、生粋のマゾビストか、馬鹿だと思います。
まあ、そういうわけで、日本の女子高生は頭がいいので、理系になりたがらないんじゃないですかね。
そんじゃーね。*1