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orangestarの雑記

小島アジコの漫画や日記や仕事情報など

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読もう!メロディ・リリック・アイドル・マジック(石川 博品)!

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よんでちゃんと感想を書きたいけれども、いま、忙しくて本を読んでいる時間がないので!
あと、ラノベは初動が大事ですので!
ラノベは初動が大事ですので!
自分の観測範囲では面白いと評判です!



あとでちゃんと読んで感想を書きます!



ラノベ天狗を信じて、読んでください!

伊勢神宮とポケモンGO禁止には300年の歴史がある

togetter.com

伊勢神宮の広報室広報課では「神宮の中では生き物を捕まえることはできませんし、人の入れない場所もあります。森の中にいるポケモンは捕まえずに、できればそっとしておいてあげてほしい」と、コメントしています。

伊勢神宮ポケモンGO禁止問題には、300年の歴史、というかジレンマがある。
そう、みなさん御存じのおかげ犬である。
おかげ犬とは、江戸時代にお蔭参りが大流行した際、参詣出来ない人に代わって、犬が地方の町村から人間の替わりに伊勢神宮まで参詣してもとの実家まで戻って旅をした、という実話である。明和続後神異記にもそう書いてある。


しかし、この犬の参詣には、伊勢神宮のジレンマみたいなものがある。
もともと、伊勢神宮は穢れを極端に嫌う場所であり、犬は入場禁止であった。また、犬を狩ったりすることも忌みになり、犬がたくさん伊勢神宮の境界の中に入ってきたら、一匹ずつ追い出したりもうとにかく大変だったし、「見なかったことにするから“どうにか”してくれ」っていってどうにかしたりとか、もう、とにかく、大変だった。犬は黒不浄(死、人の骨を拾って持ってくる)や赤不浄(出産、建物の下で勝手にこどもを産む)を持ってくるのでもう本当に困ったものだった。というわけで伊勢神宮は犬や動物は絶対立ち入り禁止だったのだ、お伊勢参りが大流行するまでは。


伊勢参りが大流行して、なし崩し的にそこらへんの禁忌がとかれる。犬のお伊勢参り自身が“犬でさえ、お伊勢さんの威光がわかる”として、お伊勢参りの宣伝になったのだ。そして、犬以外のいろんな生き物も参詣するようになる。にわとりがとまれば、にわとりも参詣したとなった。そして、実際に、牛や馬、豚も各地方から参詣したという記憶が残っている。猫以外のあらかたの動物は、お伊勢参りをしたらしい。


明治時代になって、野良犬が少なくなったり、明治政府の“天皇中心、神道の格をあげる”という政策の影響もあり、お蔭参りししんもすたれて行き、犬のお蔭参りもなくなった。そして今にいたる伊勢神宮だけれども。


そして、犬のお伊勢参りがなくなり、150年がたち、ポケモンGOが始まった。
つまり、電脳動物のお伊勢参りである。
犬もお伊勢さんの威光にすがってお伊勢参りするのに、ピカチュウが参らないわけがない。皆がそうしてお伊勢さんに大挙して押し寄せるようになった時、伊勢神宮は、
“「神宮の中では生き物を捕まえることはできませんし、人の入れない場所もあります。森の中にいるポケモンは捕まえずに、できればそっとしておいてあげてほしい」”というルールと現実のジレンマの間で、また迷うことになるのだと思う。

犬の伊勢参り (平凡社新書)

犬の伊勢参り (平凡社新書)

育児に詰む。

子育て死ぬ系の記事が理解も共感も出来ない_はてな匿名ダイアリー
の記事について、書くべきかどうか迷ったけれども書きます。

一番言いたいこと:自分を基準に他人を測らないで

僕の一番嫌いな言葉に『普通は~』っていうのがあって、もう、それに小学校の頃からずっと苦しめられてきていて。


普通に、人の顔と名前を覚えることができなかったし、普通に、球技や運動もできなかった。他にも色々普通はできることができなくて、それで、ずいぶんと多分、人の数倍は努力をしたのだけれども、結局いろんなことがなんともならなかった。逆に勉強はできて、中学卒業するまでほとんど勉強らしい勉強をしたことがなかったし、それでも、周りからは頑張ってると思われていた。


人のどうやって努力しても人並みにさえできないことと、何もしないでも、人一倍できることっていうのは、それぞれ違う。そりゃたしかに、平均値、偏差というのはあって、ほとんどの人は、大体中央値の、人並みのことを人並みに努力したら人並みにできる、あたりに集まるのだけれども、その外側に散らばる人もそれなりにいる。で、真ん中にいる人からは、その集まりの外にいる人っていうのは、そこにいることが見えないことが多い。見えたとしても、“なにか本人に問題があったり、特別な努力をしたり、何らかの理由があってそうなったんだろうな”って思う。偏差値20から東大に入っても、自分もその方法を使ったらいけるのではないか“同じ人間だから”って。イチロー父の子育て、ジョブズの生涯。


みんな違って、それぞれに得意なことも不得意なことも違って、決して同じではない。同じではないということが普通で、だから“普通はできる”っていう言葉は使わないでほしい。そして自分のことも『普通の人間』だと思わないでほしい。

普通の親なんていないし、普通のこどももいない

親がとなる大人が、多様で、普通と言えるものがないように、普通のこどももいない。

  • 目を離したすきに、ハサミ男の主人公もびっくりするような方法で自殺しようとするこども
  • 1日4時間くらいしか寝ないこども
  • すやすやと一度寝ついたら朝まで寝るこども
  • 寝かしつけをしても離脱するとすぐに起きるこども
  • 成長が早くて3カ月で8キロになるこども
  • 成長が遅くて3カ月でも5キロいかないこども
  • ご飯を食べない、市販の離乳食も食べなくてフルーツしか食べないこども
  • 出したものを何でも食べるこども
  • 蟻が好物
  • だっこから下に置くと怒って泣き出して3時間でも5時間でも泣き続けるこども
  • 置いておくだけで一日12時間寝ていてくれるこども
  • クレヨンと紙を渡したらずっと絵をかいているこども
  • 絵本を読めばきいてずっと傾聴してくれるこども
  • 絵本を読んでもプイって何処かにいってしまうこども
  • 執拗に割れるもの、破壊可能なものを探し、隠されていた破壊可能なものを見つけ出し、執拗に破壊するこども


そしてこどもの違いは、こういう行動面だけの違いだけじゃなくって、情緒面でも大きな違いがある。さびしがり屋とか、他人がきらいとか、好奇心がつよいとか、ビビリとか。


『平均的なこども』の数値はあるけれども、あくまで平均で実際に『平均的なこども』どおりのこどもなんていないんじゃないかなって思う。そして平均からの逸脱の割合も、(自分が周りの人たちの話を聞いている限り)大人の平均からの偏差よりも相当大きい。感覚的には扱いやすいこどもと、難しいこどもで、最大1000倍くらいの差があると思う。プログラマーの生産性みたい。
そして、そんな多様性のあるこどもを、同じように多様性のある親が育てる。相性もあるし、“普通はこうなる”“普通のしんどさはこれくらい”なんて、数値化、定量化できない。


うちの長男は全然寝ないこどもで、乳児の頃は一日8時間くらいしか寝なくって(昼寝あわせて)寝てるといっても、そばで添い寝状態でないと、すぐに目を覚ましてなくし、昼間もずっと抱っこしていないとだめで、下に置いたら泣いて泣き続けるという状態で。あと、凄い体重の増加が早くて、3カ月で8キロだったので、だっこしていると物凄い勢いで体力が消耗していく。結局、ふたりで育児してても結構ギリギリな感じでした。


乳児が終わってもなかなか寝ないのは続いて、外で運動させても疲れさせても寝なくて、どんどん体力だけがついてますます寝なくなっちゃって、市のそういう相談にのってくれるところにいったら、「ああ、たまにいるんですよね…そういう子…(同情)」って感じで。あ、詰んだな?って感じでずっと。


で、そのとき、ひよこクラブをかっていたんですけれども、平均的なおかあさんの一日というタイムスケジュールがあったんです。で、そこのこどもは一日あわせて10~12時間寝てるし、寝かしつけも「ぐずぐずおっぱい10分」と書いてて、どうやら10分で寝かしついてるらしい。こっちの家が寝かしつけを深夜12時から開始して、深夜2時に寝ついて、ふうと思って家のことをしようと思ったら1時間後に起きて、ふええというのをまた寝かしつけをして、しようとするけれども体力の限界で嫁がダウンするので、自分が抱っこして、抱っこでの寝かしつけはもっと大変で、デンプシーロールみたいな8の字の動きを1時間とかするとやっと寝てくれて、こどもを布団において、家のことが何もできないまま倒れるように寝て4時、それから3時間後にこどもが起きる、というのを毎日。
楽になってきたのはやっぱりよく寝るようになった三歳くらいからで、それでも一日トータルで10時間~12時間寝るか寝ないか。幼稚園で元気いっぱい九時五時で遊んでやっとだけれども、幼稚園と同じ運動量は実生活で与えられるものではない。

ちょっと難易度がおかしくない?それとも、自分たちが駄目なのか、それとも、世間ではもっと楽にやってるの?


って思ってたんですが、二男。二男は、普通に一日10~12時間連続して寝てくれる子供で。体を動かせばさらにもう二時間は寝る。
もう全然楽。二男は二男で、物体破壊派のこどもだったのですが、それでも、睡眠時間が取れるというのが、それだけで全然楽でした。世間の親はこんなに楽をしているのかと思った。

ただし長男は外でも絶対に手をつないだし、四時間くらいなら余裕で散歩し続けられる体力もあったり、危険察知能力が高くて危ないことは一切しなかったし、言い聞かせたこともちゃんと聞いたし外食も余裕だった。次男は良く寝るから楽だけれども、どこに飛び出すかわからないし話題のハーネスをつけると五体投地で動かなくなるし走ってる車に向かっていくし割れるものは全部割りたいし白い場所は全部キャンバスだと思ってるし外食が本当に難しい。ただしくら寿司は別。くら寿司についてはまた今度書く。


こどもの性質だけで、これだけ、しんどさも違うんだなあ、個性って物凄いあるって思ったし、同じ両親から生まれたこどもでこれだけ差があるなら、他の親も含めた赤子の偏差というものは、もう、物凄いんだろうな、と。
そしてその偏差の大きさによって発達障害が見つかったりする。
ただあくまで偏差の大きさではかるだけなので、発達障害にも程度があるし、発達障害だから得意なこともあれば不得意なこともあって難しい。
また、発達障害の中で同じ種類に分類されても、更にそこにこども自身の性格というファクターも入ってくるので大変さとかも全然違う。


だから、こどもに普通なんてないし、詰んだ人のところが詰んだのは、もう仕方ないんですよ。

育児に詰む人はなぜ詰むのか

で、またうちの話です。
二人目ができて、一人目もある程度手が離れるようになって(一人遊びをするようになって)
「あ、これなら何とかなるな」って目端がついて、毎日の掃除、洗濯、料理のローテーションもうまく回るようになって、ちょっと余裕ができたかな、って思った矢先。


『長男、ぜんそく発作がでて一週間ちょっと看病と入院』


ってなって。幸い大したことなくて無事帰ってきたのですが。
それから数カ月生活が完全に詰みまして。入院に伴うアレコレで、自分も妻も体力を完全に使い果たしてしまい、そのあと家事が回らなくなって、家事が回らなくなるとやらなきゃいけないことがどんどんたまっていって、自分は自宅で仕事をしているのですけれども、まず仕事が一切できなくなって、体力が回復する余地がないので、家事やその他の作業の効率が悪くなって、悪くなるとどんどん家事その他がたまり、そのままどんどん…という悪循環。これブラック企業で残業地獄でどうしようもなくなるパターンとおんなじ。
入院中一人で二男を見ていて、さみしいから四六時中ベッタリだし、長男と母親が帰ってきたらその寂しさを母親にもぶつけるし、長男も入院で不安定なままでそれを全部母親にぶつける。付き添い入院をしていた母親は、一晩中酸素濃度のアラームで飛び起きたりと体力も精神力も回復するタイミングがない

で、この時、『体力と、精神力の前借り』っていうことに気づいたんです。

体力、精神力の前借りの話

これは育児に限った話じゃないんですけれども、体力って、無限のリソースでないのと同様に、精神力も無限のリソースじゃないんです。デスマーチの末倒れて、10年間の人生を無駄にした自分がいうから説得力あります。
で、無理をすると、無理を出来るんですけれども、それって、実際は、先に使える分の精神力とか体力を先食いしてるみたいなもんなんです。後で返さないといけない。ちょうど、借金して、借金しながら生活するみたいな感じなんです。


たとえ話をしますと、月30万円で家族4人生活する。余裕ですね。これが、うまく回って『育児余裕!』って言える状態です。でも、一回スッゲーきつい状態があって、超無理して体力と精神力を前借りした後っていうのは、同じように月30万円の収入でも、それと別に借金が300万あって、毎月返済15万しないとならない、みたいな状態になるわけです。ちょっときついですね、子育て死ぬってなります。別に巨大な何かイベントがなくっても、少しづつ無理して、それを回復させる瞬間や休みがない場合、やっぱり借金は溜まっていって、“うまく回ってればなんとかなる負荷”のしんどさでも、“にっちもさっちもいかない詰む”状態になっちゃうんだと思います。


今から思い返すと、長男の育児で詰んだってなってる状態も、一回体力を全部リセット出来るタイミングがあれば、何とかなっていた可能性はあるな、と思えますし。ただ、体力をリセットできた方法が思いつかないので、やっぱり詰むようにして詰んだのだと思います。


あと、男の人が一日こどもの面倒をみて「なんだ余裕じゃないか」っていうのは、その体力と精神力が365連続してヤスリみたいなのでゴリゴリ削られるというのを計算に入れていないから。一日だけなら確かに余裕に感じられるのだと思います。でも1日なら、101%の無理ですむけれども、それが365日続くと3778%の無理になりますからね。1.01の365乗。


それと、母親と父親でこどもの対応というか距離感って全然違います。自分は在宅で仕事をしてるので、大体こどもと触れ合っている時間は母親と同じくらいなんですけれども、それでも、母親に対しては遠慮がないというか、甘え方に距離感がないというか、悪く言うと“舐めているようにみえる”感じがあります。多分それって、こどもにとって母親っていうのが、自分の一部であって何があっても自分のこと好きだろ?みたいなのがあるからだと思うんですが、その一見“舐めているようにみえる”態度と、父親の前ではいい子である、というところと、日々の生活で判断力がなくなってしまってる状態が合わさった時に『自分は子供に舐められている』って思ってしまうことってあると思う。


父親と母親っていうのは、ほぼずっと一緒にいても、結構こどもの態度に差が出るものなので、日曜休日夜朝しかいない父親だったら、なおさらなんだと思います。それは多分、父親がひとりで母親代わりをしている環境でも同じことが言えると。


嫁が外に出て、自分ひとりで二人を見ないといけないときとかあるんですけれども、嫁が一人で見ているときの状態を聞くよりも全然楽に対応出来ていたりします。嫁ひとりだと、こども二人がすぐに喧嘩して、母親を取り合うらしい。

離乳食は料理できる人間の方が詰む

嫁のまわりの人の話を聞いていると、離乳食は料理が得意な人間の方が詰んでいます。2時間かけて丁寧に作った離乳食が口に合わなくてブーーーー!とかザラ。そういうのが何回か続くと、心が折れます。あと、「おおバクバク食べている!」→「試しに冷凍して解凍してもバクバク食べている!」→「よし!大量に作って冷凍しておこう!定番にしよう!」→3日後味覚がかわってブーーー!離乳食時のこどもはすぐに味覚変わるので、そういうのもあって、本当に、「どうすんだこれ…」って気持ちになります。


基本的にこどもは離乳食を食べてくれない生き物だと考えて接した方がよさそう。あと、最近は本当に離乳食、種類もたくさんあるし、おいしいのもあるので、弱ってきたらそちらに積極的に頼るのがいいと思います。上で書いたみたいに、精神力と体力の借金を返すことを優先して、元気になって、うまくサイクルを回せるようになってから、手作りの離乳食に戻せばいいんだと思います。
ただし、月齢別に計算されつくした舌触りの市販の離乳食に慣れると、手作りを食べなくなる子もいます。数十年間研究しつづけた和光堂に勝てるか。

できること

子供を産む前に体力と精神力を鍛えておくこと
詰みそうになる前に誰かにヘルプを求めること
詰んだら…どうしようもない……がんばる以外のコマンドがない…。
そもそも、鍛えた体力と精神力が通じるかどうかもわからない。
母体は妊娠中に筋肉を失うことが多いし、妊娠中のマイナートラブルですでに精神力も削られている。
そのダメージ蓄積状態で一番ダメージをおう出産を経ての育児、想像するだけでいかに辛いかわかると思う。
あと、無痛分娩は出産での肉体的ダメージが自然分娩よりもずいぶん軽いそうで、その辺もっと融通きいていいんじゃないかな。
麻酔医が足りないとか色々事情もあるだろうけれども、数時間断続的に続く強い痛みで体をこわばらせて全身の筋肉を酷使するって尋常なことじゃないと、立ち会い出産をして思った。しかも人によっては数十時間続く。逆に5分でスルって出てくる人もいて、ここも本当に個人差が大きい。

「家事」は、レベルを上げて物理で殴れ_はてな匿名ダイアリーを参考にして、手を抜けるところは手を抜いて、自動化できるところは自動化して、ちょっとずつ余力を戻していくしかないと思う……。がんばれ……。
でもそれって初期費用がかかるから、全員ができるわけじゃない。


時間がたてば勝手にこどもは育つので、詰んでてもとりあえず時間を耐え抜けばなんとかなります。なると思う。なるんじゃないかな。まだ自分とこは最後まで完走したわけじゃないからわかんないけど、2歳までの一番しんどい(と言われている)時期は何とかなった。
(一説には四歳が一番しんどいっていうのも聞いて震えている)


子育てに正解と失敗はないと思うし、そのこどもの人生はもっとわからない。
自分の母親は、「子育て」という範囲ではちゃんとやってそしてちゃんと成功したと思うけれども(それなりにいい大学に入ってそれなりにいい会社に入った)そのあと、メンタルをやって鬱になって死にそうになって再起不能みたいになって10年を棒に振ることになったので、本当に、とりあえず生きてて、死なせないっていうレベルさえ守ってれば最低何とかなると思うし、子育てちゃんとやってうまく成長しても、親の手を離れた瞬間にどうしようもないことで駄目になることもあります。全部運なんで、そこまで“正しさ”にこだわらなくていいと思う。


まだ、自分も当事者で、これからどうなるかわかんないし、でも、とりあえずかいとかなきゃって思ったんで書いたよ。

あと、元増田の記事。編集者は普通の人間ではない

子育て死ぬ系の記事が理解も共感も出来ない_はてな匿名ダイアリーの記事。

結婚前に働いてた(雑誌編集)時のハードモードに比べて辛いということはない

とあるんですが。

そりゃ編集者に比べれば育児はイージーモードですよ!全然普通の人ではないですよ?
編集者がどういう人なのかと言うと(これは僕の話ではなくて聞いた話です)

  • 午前三時に原稿を送ると午前四時に返信が来た(別に締切前ではない)
  • 次の日も、普通に九時から出社
  • 言うことを聞かなかったり連絡がつかなくなったと思ったら出奔してたというような作家を雑誌連載なら20人単位で管理している
  • オンラインのゲーム中「あ、今がギリギリ間に合うデッドの時間だな、でももうひと勝負だけ」と思ったときに乱入してきた相手が、編集者だった
  • 土日も普通に会社にいて連絡がつく
  • 「そんなに忙しくないですよ、忙しいのは校了前だけですよ」といった編集者の抱えてる校了が月20本
  • ひとりの作家の本を作るのに、辛抱強く6年も7年も付き合うこともザラ


編集っていうのは締切まえは24時間対応のきつい仕事。特に編集者と言うのは“VS話の通じない人間を複数同時に対応”という能力を求められる上に激務で時間の区切りがないという業務。しかも、その中で雑誌編集者は普通の編集者の2倍増しで大変な部署だと聞きます。そういう仕事を経験していた人間が“私は普通の人間です”っていうのは、「私の戦闘力は53万です。もちろん本気では戦いませんのでご心配なく」と言っているのと変わりがないのでは…。
※あくまでも、聞いた話です。


ちなみに、やっぱり体を粉々に壊して辞めて行く人や、人間の心を壊して、作家側から“ヤベェ…”と思われるような人を恐怖と暴力(物理、精神両面)で支配する編集や、労働に賃金が発生するという概念が壊れてしまい、サイン色紙を100枚無償で書かせる編集や、勤務時間と言う概念が壊れてしまい兼業作家の人に平日の10時に連絡をして、「今日の5時までにお願いします!」と指示したり、いきなり連絡がつかなくなったと思ったら出奔していたという編集者もいると、聞きます。僕は幸いにして出会ったことがないのですが。


少なくとも、編集者を普通の人間と言ってしまうと、普通という言葉の概念が崩壊する。

その他、ちょっと思ったこと

子育て死ぬ系の記事が理解も共感も出来ない

この文章の出来の良し悪しはともかく、仕事も家庭も子育ても苦労話しか許容せず、楽勝系な話をブッ叩く雰囲気がモクモクできあがるの、日本社会のすごく良くないところだと私は思います。

2016/07/15 15:24
b.hatena.ne.jp
p-shirokuma.hatenadiary.com

この文章の出来の良し悪しはともかく、仕事も家庭も子育ても苦労話しか許容せず、楽勝系な話をブッ叩く雰囲気がモクモクできあがるの、日本社会のすごく良くないところだと私は思います。

と言うのに対して。


「え?どこで?もしかしてインターネットでしか生活してない人ですか?」


世間では、(親類家族、友人、幼稚園、近所づきあい、ちょっとあった人、テレビ、エッセイ、雑誌、こどもくらぶ)とかでは子育ていい話、ちょっとの工夫でうまく言った話しかされないし、出来ない。うまくできてない、っていうのはそこらへんでは、「努力が足りないとか、子供を愛していないとかそういう話になる」ので、そういうのができるのはインターネットしかないし、そんな生活のごく一部を締める場所でくらいしんどいっていってもいいのでは。
ちなみに今日、嫁がママ友とこどもを連れて出かけたんですが、子育てはつらい1:楽しい3くらいの割合で話したと言っていたし、もう一人いたらもっと楽しいと思うけれども難しいよねって話をしたそうです。



もっと育児に関する愚痴は吐き出していいと思う。

育児が大変なのと、こどもがかわいいのと、育児が楽しいのは、全部両立する。
リアルでは育児が大変って話をすると、何故か、育児が大変=こどもを愛してない、という風に解釈して責めてくる人も結構いて(こういうことをかくと「私の周りにはいませんよ!」って言ってくる人がいる)育児が大変って話ができない。そうすると、アップアップで詰まっている自分が異常なのか、自分が無能なのか、そして、責めてくる人の言うとおり自分はこどもを愛していないのかって思うようになる。睡眠時間4時間で身体へとへとまでなってる状態だと思考力が完全になくなってますからね。宗教施設で洗脳したり軍隊で新兵を軍隊色に染め上げるときに陥る環境と同じ状態に置かれるわけです。
そういうときに、「これは普通のことでよくあること」って思えるのって大事だと思うんですよ。
あと、子育てで本当に困っていることは、困っていれば困っているほど言えないんですよ。自分のこどもが他の子よりもできないことや、何か障害を疑うようなことはリアルでは本当に言いづらくなります。
育て方が悪いから、遺伝なのかもしれない、こどもの性質がよくない。そう思われるかと考えると口は重くなります。
実際話してみるとよくあることでも、みんなが何となく言えないから無いことになってることはたくさんあります。
うちにもありましたが、今日たまたま嫁がママ友に話してみて意外に多いと知って安心して帰ってきました。


ですんで、リアルでもそういう話を出来ればいいと思うんですけれども、そうなってはいないので、せめてネットの中だけでもしんどい辛いって話をすればいいと思いますよ。


それに、これからこどもを産もう育てようって人に必要なのは、楽勝ッスって話よりも、これだけ大変だけど、でもこどもは楽しいし可愛いよ、そのしんどい辛いに見合うだけの価値はあるよあったよって話だと思うし、きつい死ぬって言ってる人もそこは大体同意してもらえると思う。
楽勝ッス育児、っていうのって、どことなく、FXで稼いでる人やアフィリエイターとかプロブロガーの人が、楽勝ッスって言ってるのに似てて、それなりの能力があればそりゃ楽勝だろうけれども、普通の人には少々というかかなり厳しいよ。 


あと、

「子育ての苦しさ」はコンテンツになるが、「子育ての楽しさ」はコンテンツにならない


って書いてあるけれども、これって逆では?世の中に本屋やテレビで出回っている子育てコンテンツって、子育ての楽しさにかかわるものがほとんどで、子育ての来るしさについて書いたコンテンツってほとんど見たことがない。ありにはあるけれども、楽しさにかかわるものに比べて本当に少ない。あと、楽しさも、ただ可愛い可愛いっていうのから、『珍プレー好プレー!爆笑子育てハプニング集!』みたいな感じまで、本当にバリエーションがある。子育てにかかわる楽しさって本当に幅が広いし、その幅のまんまコンテンツがある。
それにインターネット上でも、子育て関連のブログランキングまわりは、やっぱり、子育てハプニング系が大人気で、”苦しさ”について書いたところっていうのはあんまりない。
(あんまりないけれども、書かれると共感が集まるしバズる)




インターネット全般でみても、そんなに「子育て苦しいコンテンツ」の割合ってすくないのにいったいどこのインターネットの人ですか…?もしかしてはてな村の人なんですか…?

こちらのような私生活?のエッセイ漫画を書いています。

801chan.hateblo.jp
となりの801ちゃん+4となりの801ちゃん+3+1巻+2巻


こどもが生まれてから、のとなりの801ちゃん(嫁)。嫁が腐女子です。ただ、この半年はここに書いてるほどオタカツに全力を出せていたわけではなくて、へとへとになりながら、その削れた精神力を補充するために萌えとかなんか、pixiv巡回をしていた、っていう。こどもを寝かしつけて、熟睡するまでの布団の中のロスタイムでpixiv巡回していた日々。嫁が育児のつらい時期を乗り越えられたのは御堂筋くんと石垣くんのおかげです。ありがとう京都伏見高校自転車部。


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※これは単行本ではなくて同人誌「となりの801ちゃん+2.5」の26ページ。


ただ、あんまりイベントには行けないので(行く時間を作っても、その夜・翌日の体力がないと詰むから)そこんところはなんとかしてあげたいなあとは思っています……。
過度の萌えは極度の疲労につながるそうです……。

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同人誌はcomicZINさんの通販で取り扱っています。(今は3.5しかおいてありませんが……)
今年の夏のコミケ8月12日(金)東2ホールZ25でも頒布しますので、もし、コミケにお越しでしたらいらしてください。





何か、趣味とか好きな物とか、そういうのがあると、逆境に強くなる、粘れるっていうのはあると思うので、これから育児に挑む人は、自分のそういうのを大事にして欲しいし、配偶者のそういうものもお互い大事にできるといいなと思います。うちは、結構嫁ががんばって自分の休む時間とか仕事の時間を作ってくれてるので、助かってます。が、やっぱり全然足りなくて嫁も疲れが溜まっていって現在結構詰んでます。

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