orangestarの雑記

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スマートフォンからのブログ更新は音声入力がオススメ

多分記事タイトルは、まだフリック入力で消耗してるの?とかのほうがよかったような気もする。この記事はフリック入力ではなく音声入力で更新しています。携帯電話に向かってダラダラと喋るだけ。

タイピングで書くよりも若干遅いけれどもフリック入力よりはかなり早く入力できる。打ち間違いや変に変換されるものもあんまりない。今の携帯電話の音声入力はかなり優秀だ。

音声入力をする際にちょっと気をつけるべきことは、できるだけ、ちゃんとした文章でしゃべること。何がどうなったとかそんなふうに1つの文章として完結した喋り方をすること。

ネットスラングとか、ジャーゴンとか、1部地域で通用するような、1部地域でしか通用しないような言葉はあんまりちゃんと変換してくれない。そこら辺はちょっと不便です。

自分は、日常でもメールを打つ際やちょっとしたメモを携帯にとるときなどはフリック入力ではなく音声入力で出力するようにしている。まぁそんなことをしているのでフリック入力の速度がかなり遅いと言うのもあるんだけれども。

ただここまで入力するのに、大体5分ぐらいしか経ってない。フリック入力とかだともっとかかってると思う。

今は、まだ、キーボードで入力するのに比べて、入力速度は遅いし、ちゃんと変換してもらえるように、考えながら喋らないといけない。でもそのうち、音声入力の能力が人間の脳が理解するレベル位、変換して出力できるようになれば、文章を書く、記録に残すと言う文化自身が大きな変化を迎えると思う。

原稿を書くと言う作業が、原稿用紙とペンから、ワープロのキーボードに変わったとき、文章の内容、書き方、そういうものが大きく変わったと言われている。原稿用紙に向かって1文字1文字マス目に指を動かしながら文字を落とし込んでいくと作業とキーボードをカチカチならしながら文字を打っていく作業。文章の変化が起こった理由には1文字1文字にかかる時間の問題以上に、身体性の問題と言うのもあると思う。人間は脳だけでものを考えるのではない、と言うのはドグラマグラに出てくるセリフだけれども実際にそのような部分があって、指を動かしていたり体のパーツを実際に動かしながらの思考は頭だけを使って物事を考えている時とは、脳みそが別の働きをしているように感じる。実際問題としてその体のパーツを動かすために脳はメモリとCPUを使っているわけだから文章を考えているところの分にも何らかの影響もたらしているだろうとは思う。また、単純に手で文字を書くことの遅さによってその分、文章を前もって先に考えておく部分のストックの部分や、またいちど書いたものを簡単に書き直さないと言うこと、コピー&ペーストができないから文章が前から後に向けてしか動かない、と言う部分もある。

そのような理由があって、キーボードとワープロが生まれてから文章というものは大きく変わったんだけれども、それと同じような変化がこの音声入力によって生まれると思う。

音声入力はキーボード入力以上に指を動かしたり体のパーツを使って入力することがない。考えたのものをべらべらしゃべるというのに近い感じで入力ができるけれども、それだと文章にならないのでやっぱり考えないといけない。そーゆー思考方法がどういう文章をうむのか。また、音声入力は前から後ろに向けてしかすすまない。コピーアンドペーストと言うものが実際にしづらい。なので、文章の勢いや流れというものが
いまのキーボードワープロ入力の物とはまた違ったものになると思う。

もしかしたら音声入力で文章を書くと言う行動から逆輸入して普段話す言葉の文章のように整然とした喋り方をするように変化するかもしれない。

何かそのようなことをとりとめもなく考えた。なんとなく星新一の世界っぽい。


ちなみに、ここまで音声入力するのにだいたい20分ぐらい。音声入力の間違いで手直しをしたのが大体5回から10回くらい。