「ええ、迷いましたよ、
そこは。ひとつガンマンさんあたりに犠牲になってもらおうとも考えたんですがね。
さすがにできませんでした、
かわいそうでしたからね。
ニャガニャガ」
「ねえ、サイコマン。
もしキミが僕と同じ道を歩んでいたとしたら……、
キミだったら僕と違って本物の正義超人に、なれたのかもしれないね」
皮肉屋に見せかけて実は誰よりも情に流されるサイコマンと、友情!って言っておきながらそういうのを全然理解しないシルバーマンのふたりのすれ違いがすばらしい、本当に良いので、まどかマギカの“まどか×ほむら”が好きだった人は、もう、絶対にこの新しいシリーズのキン肉マンは読むべきだと思う。