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サイコスタッフ内に出てくる宇宙通貨タゴンについて


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サイコスタッフという漫画があるのですが。

サイコスタッフ (まんがタイムKRコミックス)

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その中の宇宙組織での使われている通貨がタゴンなんですが、タゴンって食糧なんですよ。料理。すごくおいしいらしい。
で、最初に読んだとき「通貨が食料て!」と思ったんですが、実際にコメを通過して使っていたことのある国民がいったい何を言えるのかと思った。
世の中にはタバコやチョコパイが通過になってる国や地域もあることですし。


通貨が食料、っていうのは突き詰めて考えていくとすごいSFだなあと。
食料(を含む通貨以外のもの)が通貨、貨幣として成立する条件っていうのは、

  • 金や銀のようにそれそのものであまねく全世界で価値を持つ金属および消耗しない有機物が存在しないということ。(金本位制のような、価値がある、というものに交換するという条件で通貨・貨幣を発行できない)
  • 不換紙幣が存在しない。今の日本銀行券やその他の貨幣というものは、日本政府やその他の紙幣を発行する主体が、通貨の供給やその通貨自身の価値を安定させる、という保証の元に存在する。つまり、この宇宙組織の所属する世界に置いては、そのような信用できる組織が存在しない、または存在しても、あまりに諸事情で旧ジンバブエのようにハイパーインフレが起こり、通貨が通貨としての役割を果たさなくなっている。

というようなふたつの条件が必要だ。
おそらく鉱物資源に関しては、各星々の文化的差異が大きい、などの理由で、統一的な価値観を担保できなかったのだと思う。
二つ目に関しては。いかに成り立つのか。
この宇宙の組織、国家である惑星ルルイエは惑星ヤディスと常時戦争をしている。
これは推測だが、ルルイエの軍隊は中央政府からかなりの権限を移譲されていて、それぞれの軍事組織が、占領下、あるいは支配地域で勝手にかなりの数の軍票*1を発行し、それによって、インフレーションが起こり、通貨が役に立たなくなっているのではないだろうか。


わーどんづまってるわー。