個人情報を保護する最強兵器? 米Apple社が「でたらめ個人プロフィール」を大量生成するビジネス特許を取得
【編集部記事】FacebookやGoogleなどの台頭で、ネット上での個人情報保護がますます難しくなりつつある現代だが、米Mac系ニュースサイト「The Mac Observer」によると、それを阻止する方法をApple社(本社:米国カリフォルニア州)が特許として取得した模様。記事によると、今回米国特許商標庁からApple社に正式認定されたのは「Techniques to pollute electronic profiling」という特許で、要は自分の個人プロフィールのクローンを大量生成し、その内容をでたらめなものにするというもの。
すでに一部サービスではこの手法が運用開始されている模様で、これにより、SNSサービスやセマンテックWeb系クローラー、ネット広告代理店、海外諜報機関による個人特定はほぼ不可能になるだろうとのこと。【hon.jp】
それで、自分に気づかないままクローンされた自分の偽プロフィールの中に、幼児性愛好者やテロリストに関連するものがあって、ある日突然、SWATが家の扉を叩くわけですね?
(実際に、アメリカでは今、飛行機に乗れない人が増えている。名前がテロリストの名前やテロリストを支援している人と同じ名前というだけで、“警戒リスト”に載せられ、飛行機の搭乗口で止められたり、銀行口座が作れなくなったりしてる。)
- 作者: 堤未果
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