orangestarの雑記

小島アジコの漫画や日記や仕事情報など

戯言1:twitterに書くにはTLを汚す話

絶望と希望の鮮度の話。

絶望に鮮度は出しやすいけど、希望に鮮度ってなかなか出しづらいのは、絶望は外部から来るけど、希望は常に内部からしか染みださない物だからかなーって思って、じゃあ鮮度の高い希望の物語って何かな―って思ったら灰羽連盟。

思想、と絶望。

絶望のない思想はなんか薄いなーっていうか、絶望の深さと思想の純度って比例するんじゃないなーってなんか色々な作品を見ながら思ったりした。

個人的な気持ち

健康家族→東大→(そのまま表現とか研究教授職)*1コースのエリートとかの人には膿んだ傷口に群がるハエの気持ちなんかわからないんだろうな、っていくつかの評論とか論とか、そういう人が作った物語とかを見て、思う。

物語構造がしっかりしてるお話しは面白いけど

本当に面白くなる瞬間は、その物語の中の登場人物が頑張って、その物語構造を作者の最初の意図をひっくり返して(作者が頭抱えてしまうような状態で)行動を起こしてしまった瞬間、だと思う。例えば、実際に知られているので言うと覚悟のススメで覚悟が零式鉄球をボルトに使いきってしまった瞬間とか。なので、その後の展開が神がかってっていったんだと思う。おそらくガラスの仮面とか、あしたのジョーとかそういう展開の積み重ねなんだと思う。綺麗。

現実は常に妄想を越える。

お兄ちゃんが好きで好きで仕方ない妹も、空から女の子が降ってくる少年も、おじさんところに引っ越してった清楚な幼馴染からアヘ顔ダブルピースビデオレターが送られてくることも、この世界に70億人いるから、絶対にどこかで起こってる。
でもそれが奇跡が自分の前で起こるかどうかはまた別の問題。
ただ、“それは絶対に起こることだ”って思って、妄想を組み立てていくと、話にリアリテヰは出てくるんじゃねえのって、思う。

廉価盤や下位互換って例えていうと罵倒してるように聞こえるけど

そんなことなくて、それとして僕は素晴らしいものだと思っていて、量産型は部品数が少なくなっていて頑丈だし機能も最低限になっていてシンプルで使いやすくていい。僕はPCエンジンシャトルの設計コンセプトが好きだ。綺麗。そういう風に思って僕は下位互換や廉価版というもののような人間や作品を素晴らしいと思ったりするのだけど、(そしてその状態を説明する一般的に失礼でないという言葉が思い浮かばないしあったとしても多分、意図は伝わらない)なんかうまく人に自分の思いを、そのように感じる自分の思想のベースも含めて伝えるのは難しいものだと、思う。誰かに僕が失礼なことを(それはあなたかもしれないけど)言った時、でもそれは本当はそういう誰かを貶める意図でいったことではない事の方が多いと思うので、出来ればなんか、どうにかしたい俺が。

ハウツ―ぼんとか、「どちらかというと駄目だった俺が成功した経験談」みたいなやつ

平凡ってしとけばアクセスも増えるし金になるから成功体験を語る人間は自分を平凡かそれ以下っていう設定でお話しを初めてやり方を語るけれども、そもそも、大学をでて、外資系に勤めだしたりとか公認会計士の資格をとったりとか出来るだけでもh普通というにはいささか上の方のレベルなので、そういう性能の高いひとの“うまくやる方法”は本当に駄目系にある“そういう本を必要にしている人”には利用できなくってだから同じような本が量産され、本だけが売れて行くけどそれはもうどうしようもなくってだからそれはもうどうでも良い。ただ、成功者になった人間は、たいてい普通じゃなくって、普通の人→成功者、か普通じゃない人→成功者のどちらであるにしても、普通の人が普通じゃなくなる方法を書いているのがそういう成功する為の自己啓発本なので、“普通でなくなる覚悟”みたいなものを持ってるかがまず本を買って実践する前に問われていることだと思う。

レベルを上げて物理で殴る

あと、自己啓発、はうまくやる方法、を語っているけど前述の通り、才能とかセンスのない人間にはうまくやるのって難しくって、だから結局“レベルを上げて物理で殴る”っていうのが、唯一必ず有効な方法だと思った。小さなことからコツコツやって真正面から力づくしかないよなあ本当。

*1:ブラック企業に勤めて入院とか無い感じ