orangestarの雑記

小島アジコの漫画や日記や仕事情報など

マメのこと④_日記のようなもの

マメに関して、あと、個人的なことについての日記をこれからnoteの方で書いていこうと思います。先日までの記事の続きです。先日までの記事と、あと、オシオに関しての記事も、こちらにあげなおしました。
個人的な自分の感情をどこかに出力して自分の中で整理したい、っていうのと、”たぶん、ここ「orangestarの雑記」や「はてなブログ」はそういう場所ではないよなあ”というような感覚と、あと、自分だけの個人的な日記では、結局、自分あての手紙になって、感情の整理がうまくいかない、誰かに話してるっていう体が必要なんだなっていうところから、noteを使って、こういうふうな日記を、色々自分の中が落ち着くまで、また、自分のなかで、整理がつかないことがあったら、書いていこうと思いました。

猫と家族と自分_note_

あと、こういうことばっかり書いてたら、いつもの漫画の更新とか、アニメとか映画の話とかいつまでも出来ないので。で、こっちのオフになるわけではなくて、継続的に個人的ワーっていうのも続いているし、ほかのことも並行でつながってるけれども、そういう個人的ないろいろを押し込めるには、あまりに混沌だと思ったので。辛くて悲しい時だって、人は仕事をするし、変な出来事に突っ込みもいれるし、愉快な映画も観て感動するし、FGOだってするし、アフィリエイト記事だって描く


比較的、このブログはそういうところがごった煮だし、個人ブログってそういうのでいいっておもってるんだけれども、この温度差はひどいな、と流石に思ったりしたので、本当に個人的な、ただ出来事を記した日記は、こちらで書くことにしました。



note.mu

有料記事となっていますが、プライベートな情報があったり有益な情報があったりするわけではありません。


全体公開をして、自分のことを知らない人間が、その単体の記事だけをみて感想を投げてきたするのが、(一般的な話をしているのならいいのですけれども)個人的な話でそういうことがあるととてもつらいので、こういう形にしました。
プライベート設定にして個別許可というのもアリだとは思ったんですが、そうすると、お互い認知することになって、王様の耳はロバの耳をどこか穴に話している風ではなくなってしまう。そういうことでの有料公開記事です。10円とかでもよかったんですけど100円からしか無理だったので。

興味のある人だけ読んでみてください。



202205221追記

noteの記事をこちらにも持ってきました

すぐにどうとなるわけではない。日常はくる。とりあえずご飯は食べているし水も飲んでいる。

一昨日から長男がおなかの風邪をひいていて、夜中に吐き戻した(鼻水も出ているので鼻水がたまったっていうのもある)。洗面所まで手を洗いに行っているときにマメがついてきて、「大丈夫?」って感じで鼻先でつついて「くるるーん」って言った。くるるーんとか、うるるーんって鳴き方はメインクーン特有らしい。こういうとき、マメはよくそばによってくるなあって思った。他にこんな風に近寄ってくる猫にオシオがいて、でも、もういないんだなあって思ったり。冬になると猫が夜に布団で寝るようになってくる。マメちゃんは人の枕もとで香箱をくんで騒音レベルの音のゴロゴロ言いながら、人間が寝るのをずっとみてる。マメちゃんは布団に入ってこない猫で、主に枕もとにいる。騒音レベルなので、のどを鳴らされると長男は頭から布団をかぶる。

昨夜から急に冷え込んで、昨日の朝は、起きたら、布団に猫が3匹いた。それぞれ布団の上だったけれども。去年はここにオシオがいて、布団の上の人口密度が、猫4匹と人間4人でものすごいことになっていた。とにかく狭かった。

4匹の猫のうち、布団の中に入ってくる猫と、入ってこない猫がいて、入ってくる猫は、イリタとゴマ。毛皮が薄い組。オシオとマメは毛深いから、布団の中には入らなかった。寝る場所も、マメちゃんは場所があいていたら枕の上に乗るし、イリタとオシオは、丸くなって子どもの頭とか背中に身体を引っ付けて寝ていた。ゴマはもっぱら布団の中に入って、大人の股の間に入り込んで寝てた。ゴマが一番寒がり。布団への入り方も、ゴマは結構スマートにニュルンと潜り込むけれども、イリタは不器用で、イノシシかモグラが土に潜るみたいにズモモモモ!っていう勢いで布団の中に入っていってた。ただ最近はそういうのがなくて、人間が開けてくれるのを待つようになった。イリタの定位置はだいたい決まっていてベッドボードの根本あたりだったので、そこだけ毛がすごかった。イリタの毛は、ごわごわとイノシシのような毛質で、特に背中の毛が硬い。嫁の足の裏に刺さったこともある。その毛が一晩でシーツに刺さりまくる。あと、イリのにおいがする。猫はそれぞれ違うにおいを持っていて、マメちゃんは毛布みたいなにおい、ゴマはなぜかクッキーみたいなにおいがしたし、イリタは獣っぽいにおいがして、オシオはなんというか女くさかった。女の人特有の何もつけていないのにいいにおいがするのの、いいにおいを抜いた感じ。毛や、においというものが猫によって大きく違っている。去年までは、子どもが布団に入るまでに、オシオとイリが先に布団で待っていて、子どもが寝付いたらそばによって寝かしつけみたいな形で起きないようにそばにいてくれていた。大人も寝た後、いつの間にか他の二匹も寝に来ていて、朝になればものすごい人口密度になるんだった。今年は、それが、一匹少ない。

自分が今、住んでいる家はとても日当たりが良くて、朝の光が良く入ってくる。嫁が、家を選ぶ時の条件として、日当たりを重視するタイプなので、こういう冬の寒くなってきた日でも、朝、日が差してくると急に暖かくなる。太陽が低くて横から入ってくる光の中に猫がいると、どことなく神々しさを感じる。幸せなイメージ。今日は、まだ、長男の風邪が治りきっていないので、幼稚園をお休みをした。マメの病気のこと、残りの時間のことを、死のことをどうやって子どもに説明しようかと考えてる。オシオのことがあって、死ぬっていうことはどういうことかは理解している、もう会えないってこと。オシオ、っていう言葉が時々会話の中に出てきて、その話をすることもある。本人の口から。オシオが最後お世話になった動物病院の前を通るときに、「あそこがオシオの病院だよね?オシオちゃんと寝てるかなあ?」っていう感じで。ただ、そこから、話をつなげようとすると、悲しそうな困ったような顔をして、トミカハイパーレスキューの話をしたりして話をそらしてしまう。

オシオが今、幸せでいる、として、そういう物語があるとして、でも、「もう会えない」っていうことにはかわりがなくて、そういうのってどうしたらいいんだろうなって思う。ペットの死を扱った絵本で、虹の橋、っていうのがあって、それは、死んだペットが、飼い主がやってくるまで、ずっとあちら側で待っているっていう話なんだけれども、そういう物語が必要なんだろうなって思う。でも、先に待ってるっていうお話だとこまる。長男が70歳まで生きるとしたらあと65年は待ちぼうけだし、65年間会えないっていうことで。65年って言ったら太平洋戦争が終わってから、ソ連が崩壊して、ノストラダムスの大予言が外れて、世界がインターネットでつながってスマホが発売されるくらいの長い時間で、「それだけ長い時間が経たないと会えないよ」っていうのは…。今5歳なので、今まで生きてきた時間の12倍くらい。長い。困った。

いないということ、思い出にするということ。写真を懐かしがるということ。

幼稚園を休んで、退屈そうにしていたので、昔のオシオが小さい時の写真や、それからの写真を一緒に見ることにした。オシオが小さい時の写真があるよ、みる?って聞くと、みる、と言ってくれたので。パソコンに入っている電子データ。パソコンの前で長男を膝にのせて、一緒に写真を見る。

昔のカメラは、性能が悪くて画像の大きさもそんなに大きくないし、手ぶれがひどい。猫は速度が速いのでほとんどぶれている。

オシオが家にやってきたときの写真から、ゴマを捕獲したあと洗った写真。逃げ出したオシオが捕まって捕獲用の檻に入っている写真。赤ちゃんのときのゴマ。まだ若い時のオシオ。まるで親子みたいな感じで一緒に寝たりしてるゴマとオシオ。拾ってきたばかりの、耳がやっと立った程度のイリ。3匹で、日向の布団にくるまって寝ているところ。マメが来たところ。ペットショップの段ボールに入ったままのマメ。その開封の儀。マメとイリが一緒に寝ているところ。このころはまだイリの方がずいぶん大きい。4匹で一緒に寝ているところ。猫の写真って大体寝ているところの写真になるなって思った。ほとんどが寝てる写真。ゴマとオシオが一緒に寝てることが多くて、ゴマがオシオの首にしがみついたり、お互いに抱き合ったりして寝てた。いつもそういう寝方をしていたんだけれども、そういう写真はあんまり出てこなくて、日常になりすぎているとそういう写真って残さないんだな、って思った。そして、オシオがいなくなってから、猫同士でくっついて寝るっていうのをしなくなったな、って思った。嫁のスマホは猫と子どもが一緒に過ごしている写真ばかりらしい。

そのあと、適当なところで長男が飽きてきたので。グーグルの地図で、幼稚園までの道を歩いたり、川をさかのぼったりした。

長男よりも、猫の方が先に生まれたから、先にいなくなるよ、っていうような話をしたのだけれども、分かんないそぶりで。ただ、長男は、理解したくないこととか、そういうことがあると、わからないふりを自分自身に対してするので(自己欺瞞というのはもう幼稚園児からある)どうなのかはよくわからない。