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orangestarの雑記

小島アジコの漫画や日記や仕事情報など

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25人のキャラクターが同時に登場して活躍する物語の作り方

デッドストック 本と映画とアニメと演劇

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シナリオの話、継続は力だなって思った話。

アリスインプロジェクト「クォンタムドールズ」観劇感想 - orangestarの雑記
の話のおまけ的な話。
(id:screammachine)麻草さんのシナリオがすごいって話。




舞台「クォンタム・ドールズ~量子境界の遊歩者~」主題歌「虚数のインフレイション」



クォンタムドールズのシナリオって本当にすごくって、25人のキャラクターをそれぞれ個性を作ってキャラを立たせながら、そして、25人のキャラクターをそれぞれちゃんと見せ場を作り、3つくらいの話を同時並行で動かす、っていうのはなかなか出来ない。っていうか、してるのを他で観たことがない。
2時間の舞台で、25人。単純計算すると一人あたりの持ち時間が4分という状況なんだけれども、多分自分が書くと、4分ごとの持ち時間を其々ひとりひとりが消費するってことになるんじゃないかなって思ってしまう。
あと、キャラクターのストックがすごい多くって、主人公の阿良木明里はナウシカみたいな、世界を救うというでっかい目標を臆することなく実行できる、そしてその結果世界が滅ぶことになっても、それを実行する行動力を持ってるタイプの主人公なんだけど、これってなかなか内部にストックで持ってる人っていないと思う。
あと、キャラ配置が神がかっていて、榊さんっていうOLみたいなキャラクターがいるんだけど、彼女がいると、それだけで、大人の大人の目で見えてる世界と子どもと少女の万能感と世界を変えれる感じの勢いのある世界って言うのが対比されていて、ここにこのキャラを配置できるかどうかで、物語の広さが変わってくる。すごい。あと、大城美雪と美鈴のジェロニモっぷりとか。必要。その場にその設定の人間がいるだけで、場に意味が出来るっていうののキャラ配置がとてもうまい。
シナリオも3つくらいのプロット(それぞれの物語)が同時に複雑に絡みながら、最後に一つの概念に集約されていくし、そういうシナリオってどうやって書くんだろう。プロットとあらすじの組み方ってどうやってるんだろう。シナリオの書き方とか、そういうの教えてほしい。




って思って、どうやってるのか、本人に聞いてみた、ら。





「いや、なんか、特に考えずに書いてるから良くわからない」


「そうか」
「やっぱり、それぞれキャラクターの物語と因果をきめてから、それを組み合わせて編み物をつくるみたいな作り方してるの?」


「いや、3Dプリンターみたいにバーッて書いてる」


「そうか」


「だから小島くん(id:orangestar)がキャラクターのそれぞれの話をキャラクターの説明のところで書いてくれて、ああ、そういう話だったんだわかりやすい、って思ったよ」


「それはおかしい」


聞くと、もう、20歳くらいの頃から、もう20年そういう『舞台で5~20人が同時にでる芝居』の台本を書いてるっていうこと。




継続は力なんだな、っていうのを強く感じた、っていう話。



追記:一応、コツみたいなのも聞いてきた

頭の中で、物語を動かしている時、2人とかが会話をしてると、そこに、勝手に3人目が、「それちがう!」とか「あ!そういえば!」とか全然違う話とか脇道の話をしてくるらしい。(もうオートモードで脚本を書いてるらしいので、そこらへんをあえて説明すると)
「A」or「notA」って選択肢の中で、その他の話をしてきたりアイデアを言ってくる人間を入れることによって、物語を動かしていく感じ、らしい。
そういう作り方が、『2人の人間の行動の組み合わせで動く物語』ではない、『多くの人間が行動してその結果、最後の状況まで進んでいく物語』の作り方のコツではないのかな、って思った。



ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫)

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そのアサクサさんが参加しているアリスインプロジェクトの今後の予定として

2/24~28「陰陽よろず屋 開業中!(仮)」

作演出はボブジャックシアターの扇田賢。(アリスインデッドリースクールビヨンド演出)
劇場は築地ブディストホール

3/11~13「戦国降臨ガール・インターナショナル」なんとアリスインプロジェクトが香港上陸

そして、GWにも、また何かを予定している…らしいです。

もしよろしければ足を運んでみてください。

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