orangestarの雑記

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少年が死体を探しに行く話が好きだ

もう好きだとか言いようがない。何故?とかどうして?って訊かれても、答えようがない。とにかく好きなんだ、好きなんだよ。

は、基本として、原作の
ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (新潮文庫)
のボディも好きですね。え?スタンドバイミードラえもん?は別に死体探しに行かないですよ?

あとは、


あすなろ物語 (新潮文庫)

あすなろ物語 (新潮文庫)


の第1章、子ども編の、雪の峠に子どもたちが死体を探しに行く話も好きです。
「トオイ、トオイ山ノオクデ、フカイ、フカイ雪ニウズモレテ、ツメタイ、ツメタイ雪ニツツマレテ、ネムッテシマウノ、イツカ」
もう、本当に美しいとしか言えない。尊い。


14―fourteen (幻冬舎文庫)

14―fourteen (幻冬舎文庫)


あと、神戸の事件を題材にしたこの作品ですけれども、阪神大震災まで死体を観に行く小学生の話があって、それが好き、そういうのがあるので好き。


これは死体を探しにいく話ではないんですけれども、少年が、ゴミの山の中の“君の銀の庭”の中で、大切な物に触れてそれを失う話で、なんていうか“尊い”



もうね、なんか、子どもが死体を探しに行く話が、もうそれだけで好きというのは性癖に近いものがあるかもしれないですけれども、とりあえず自分はそれが好きで、それに対して高評価をしているという、ただそれだけの話です。他にお勧めがあったら教えて欲しい。