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新劇場版ヱヴァにみる綾波の不在。


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自分用メモ(あとで自分でなんか漫画描くとか時用メモ)

新劇場ヱヴァァンゲリヲンはもうエヴァではないのでまあ、細かい部分はどうでもいいですが、自分の好きなエヴァ成分がことごとくなくなっていたので本当にエヴァンゲリオンはなくなってしまったのだなあとか思いつつ。その決定的な部分が“綾波の不在”

そこらへんをあとで自分が読んだ時に分かるように、ディスコミニュケーションとかを含めて描いていくね。
ディスコミュニケーションの主題と言えば「わからないから好きになる」ですが、とりあえず異性というは彼方の存在で、分かんなくて理解したい、分かりたい分からない部分があるから好きになるし行為を持つ、知りたいセックスしたいって思う部分っていうのがあると思うんですよ。もう、自分自身かなり年を取ってしまって自分の中の女性思考エンジンがかなり精度上がってしまったので、この時はこのように考えているのだなというのが何となくある程度わかってきた昨今ですが、中学生の時は本当に分からなかったし、クラスメートの子とか男子のことも、担任の先生のことも、本当に何を考えているのか分からなかったし、どういう理屈でそういう行動をとるのか分からなかった、それはただ単に自分が非コミュでアスペだからだというのもありますが。今は仮想エンジンがあるから何とかなる。

で、そこら辺の。「分からない」→「分かりたい」と好きになる、というのが恋愛のポイントであったり、また、分からないから分かりたいという単純な欲求がエヴァンゲリオンだったから、(そしてわかってほしいというのが)もう、昔のエヴァの登場人物は過剰に説明したし、人の話を聞いたし、でもうまく伝わらなくて、っていうそういう話だったのが、新劇場版だと、誰も説明しないし他人を理解しようとしないもんな、というか、もう、他人を“そういうやつ”とか“そういうキャラ”で理解してそれ以上深いところに入り込もうとしない。これなんだっけ?「パターン青!使徒だよ!!」

で、自分はそういう風に人間をテンプレ処理する新劇場版はやっぱりエヴァじゃないし、自分がエヴァに感じたような面白さはない。無いと思う。


で、また、綾波レイの話に戻ります。綾波レイは、何かって言うと、オカンオカンっていって、エディプス云々の話を心理学好きな人は言いますけどそうではなくて、もう、あの、暗くて話をしない学校の教室の隅っこにいそうな女子というイメージで、なんていうは“都合のいい白いキャンバス”なんですね。フロイトだかユングだかが言ったと思うんですれども(言ってないかもしれない)恋愛というのは、その対象を白いキャンバスに見立てて自分の理想を映しこんでるだけだと。綾波レイはそういうキャラクターで、碇君は自分の孤独を綾波レイに移しこんだし、当時綾波を愛した人たちは自分たちの孤独や無力を綾波に移しこんだのではないでしょうか。それを証拠に観なさい。

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ここに出てくるのはすべて綾波レイですが、すべて違う綾波レイです。
やっぱり恋愛、リリカルの基本は、相手のことが理解できない&理解したい=好きになるだと思うので、最近のキャラクターをテンプレに落とし込んで、萌え萌えかわいいかわいいいうのはやっぱり自分的には楽しくないのですが、やっぱり自分の見たいものは自分で作らないといけないので、そこら辺を留意して創作をしていきたい。