- 作者: 堤未果
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2011/02/19
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 108回
- この商品を含むブログ (15件) を見る
メディアリテラシーを考える上で、一番考えないといけないのは、“お金の流れ”
それをこの本は、
“アメリカの戦争と戦争報道”
“公教育の民営化(市場原理の導入)とおちこぼれゼロ法案”
を例に挙げて、とても分かりやすく説明してる。
そして、その現実に対して、どう戦っていけばいいのかも、実際に戦ってる人を例に挙げて、説明してる。
結局のところ、“団結”と“選挙行こうぜ!”しかなんだけれども、それに対しても、内部から分裂させる為にスパイが送り込まれたり分断させる為に餌をまいたり目隠しをしてきたりするので、それに惑わされない為にはどうすればいいのか→常にお金の出所と、それで誰が儲かるのか考えろ、という話。