orangestarの雑記

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部屋を片付ける為の理論的なアプローチ


twitterでちょっと書いた
ものが片付けられないのの主な理由はふたつ「A,そもそも場所がない」「B,場所があっても物の数が自分の処理能力を超えているため片付かない」の2種。共通する解決策は「とりあえず必要なもの以外全部捨てる」しかない。Aの場合の他の方法は倉庫を借りる、B の場合の他の方法は一般の整理術など。
の詳細と続きを書くよ。まとめた文章を書くにはtwitterは短すぎる。

部屋が片付かない理由はひとつ。処理能力を超えているから

部屋が汚い。ということは、どういうことか。そして、片付けても片付けても片付かないというのはどういうことか。
それは処理能力を越えてしまってフリーズしてしまっているということ。
この場合の処理能力と言うのは、“部屋の処理能力”と“掃除をするその部屋の所有者の処理能力”。それぞれの処理能力に余裕のある状態でないと、部屋は片付かない。そして、その状況を一番手っ取り早くどうにかするには、全部捨てると言う事。(だから、ほとんどの掃除本には“とにかく捨てろ!!”と書いてある訳だ)
で、ここからが、じゃあ、どうすればいいの?の話。

そもそも場所がない!の解決策。

  • 捨てろ!
    • とにかく捨てろ!!
      • お金を出して手に入るものは全部捨てろ!!!
        • これで本の類はほとんどなくなるはずだ!!!!
  • 捨てられないけどほとんど使わないものは実家に送るor倉庫を借りろ!!2立米で都心でも月1万くらいだ!
  • 兼用出来るものは結局どっちつかずで使えないものになるぞ!劇的ビフォーアフターの匠の心のこもったプレゼントみたいになるぞ!
  • 棚は買え!
    • 棚を買うと空間が立体的に使えるぞ。床に置くのの倍の収納が使えるようになる。多少高くても、用途に合った棚を買った方がいい。

くらいかなあ、それでもどうにもならない場合、生活スタイルに根本的な無理があるのでそこからなんとかしたほうがいい。

場所があっても物の数が自分の処理能力を超えているため片付かない。の解決策。

この場合、いくら片付けても片付けてもどんどん端から散らかっていく。どうしようもないな。

  • 用途によって部屋の空間を区切って、それ以外にその物を持ちこさないようにする。
    • それをしないから、例えば勉強部屋が散らかっているので居間で勉強をしてたら居間が汚くなったから寝室でごはんを食べるようにしたら部屋が混沌に埋もれ天地創造が始まったりするんだよ。
  • 出したらしまう、を徹底する。
    • それをしてないといくら収納を増やしても、部屋にスペースを作っても、棚を作っても、どんどん部屋が汚くなっていくんだよ!!!
  • 収納箇所とそれを使う場所を近くに置いておく。ただし、オオモノで普段使わないものは遠くの倉庫や納戸のようなところにおいても良い。
    • 確かにその大鍋は台所で使うものです。しかし、その特殊性から使用頻度は年に1回か2回。ならば台所に置かなくてもいいのではないか。そしてその食器もそうです。
  • 自分の視線に入る範囲に、できるだけ3つ以上の物が入らないようにする。
    • ちょっと説明しづらいですが、人間の処理能力は3つをこえると一気に下がります。全然別のベクトルの物が3つ目に入ると、状況を処理しづらくなります。状況が処理できないと、〜〜をしたまま〜〜を初めて〜〜が片付かないまま〜〜の場所が広がって、そうすると最初の〜〜はもう収集がつきません。良くない!!!

まあ、そんな事をしても片付かないものは片付かないし、そういう物理的な散らかりよりも、パソコン上のデータの散らかりの方が俺にとっての問題だよ。。。。生きてたらどんどんエントロピーは増大するので、掃除なんかせずに俺と一緒に熱力学第2法則を憎もうぜ!!!!