orangestarの雑記

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あなた、メルカリ、売る?わたし、メルカリ、買うわ。

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ほかブロガー山月記シリーズ
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白夜行(TBSドラマ版)第1話を見た

メモ1:自分自身の所感

  • ずっと嫁に、見ろ見ろと進められていたのだけれども、ずっと避けていた。人生で初めて見た。
  • 避けていた理由は、あらすじと、テーマを聞いていて、自分にとって、“とても面白いはず”自分の世界観のコアに触れるはず”というのがわかっていたから。
  • ここ、10年、鬱の状態がひどくて、実際感情が死んでいるのがわかっているので、それ以前のように、いろんな作品を見ても、“心の底の根っこの部分、自分の核の部分から”面白い。と感じられなくなっていた。
  • 面白いのはわかるけれども。それは「レシピをみて美味しいのは理解できる」というような感じ。実際に舌にのせてみても味がわからない、味がわかっても、“お腹がいっぱいの時に食べるご飯”みたいな感じで、味が美味しいのは分かるけれども、美味しくないそういう感じ。
  • そういうの、一時期に比べたら、だいぶんマシにはなっているのだろうけれども、まだ、感覚器の前に透明な薄い、頑丈な膜が張っているみたいになっていて、“本当に面白い”っていうのを感じられなくなってる。もう、若くはないというのも理由かもしれない。
  • (同じような理由で、嫁から勧められている須和雪里先生の先生も避けています)
  • いつか、そういう幕がなくなってストレートにそういうのが見れるようになればいいなと思う。
  • それで、白夜行の話なのだけれども、とても面白かった。そういう状態でみても、ちゃんと面白かった。ここで、こうして何がどうやって面白かったというのをかけるくらいには面白かった。
  • でも、まだ、こんなもんじゃないだろう、というのがあって。お腹いっぱいの時や、風邪をひいて鼻が利かないときに食べるご飯みたいな、そういうもったいなさがある。
  • 自分の好きな要素が詰まってる。
  • もし、もう少し、心身の具合がまだよくなることがあるのなら、その時までおいておきたかった作品。

メモ2:客観的な目線での感想

  • とりあえず、1話だけ。まだ、2話以降は見ていない。
  • ものすごく完成度が高い、あとお金とか手間とか才能とか、そういうものをすごい贅沢に使っている印象。
  • 絵が、とてもきれい。ガジェットの使い方がとてもうまい。感情の移り変わりがとてもこまやか。ものすごく“神経が行き届いている”と感じる。
  • あと、プロジェクター(プロジェクターでみました)補正があるのかもしれないけれども、映画みたいな画面と時間の使い方だと思った。人間以外を映すカメラワークがとても多くて、好き。
  • あまりに1話の完成度が高くて、2話以降は、蛇足になるのではないと思われる出来。これで、2話以降も、すごいと嫁から聞いているので、一体どういうことになっていたのか、といぶかしむ。

メモ3:個人的な感想

  • 誰かにとって、たいしたことでないことが、誰かの救いになるという、そういうエピソードが好き。
  • お互いにとっての神様みたいな存在、になるふたり、というのが好き。
  • 取り返しのつかないこと、秘密、そういうのが好き。
  • 悪意の中で、お互いにしか、お互いのことを理解できない、そういうふたりなのに、お互いのことを理解できない、それでも、守りたいし、その相手が、幸せであってくれるなら、自分はどうなってもいいというのが、好き。
  • 子どもの、恋愛ではなく、友情でもなく、恋愛と友情の間でもなく、同情でもなく、お互いがお互い同じ形で欠けているから、だから、わかる。というような、そういう関係が好き。

メモ4:細かく好きなところ

  • ガジェットの使い方がいい。
  • ハサミというガジェットがいい。凶器でもあるし、絵的に鋏というのは禍々しい。また、鋏というものが何でもないものから、ものを切り出す、作り出すという魔法の道具でもある。作中において。まるで呪いみたい。
  • ドブに咲く花、美しいもの。願い、願いのかなえ方。
  • あのシーンが本当に美しくて、鋏というものの、2面性の片側を見せてくれている。あの鋏が少女の、希望を作って、少年の絶望を後々呼び込むっていう。
  • 図書館と、本と、風と共に去りぬ。これからの予感とこれからの予言。
  • 周りの大人たちの悪意のなかで、お互いの存在だけが救いになる、というもの。

メモ5:その他

  • 小学生編だけで、一本の映画のような出来だったので、精神の様子がいいのなら、1話だけでも見たほうがいい。自分は万全な状態で観れていないことを後悔している。同じような感じで、据え置きになっているものはたくさんある。2話以降を見るかはいまだ未定。
  • ただ、演出、道具立て、シナリオがとてもよくできているのは分かる。
  • これから、二人はずっと悪意にさらされていくのだろうと思う。
  • ただ、大人になって思うのは、ただの悪意よりも、善意からにじみ出る悪意のほうが、恐ろしい、とも思う。戦いようがない。
  • 武田鉄矢怖い。笑顔が怖い。
  • 全然関係ない話だけれども、武田鉄矢には一度でいいので猟奇殺人鬼の役をやってほしい。本当に怖いと思う。見たい、個人的にものすごくみたい。

いろいろ、感じるところがあったので、メモ。ものすごく面白いことに間違いはないので、心のアンテナが万全であるときに見たかった。







白夜行【TBSオンデマンド】をAmazonビデオ-プライム・ビデオで

GWにも仕事をしていた人たち

orangestar.hatenadiary.jp

の漫画の続き。



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本当はGW明けすぐに更新するつもりだったけど………。



ほか、李徴と袁傪の出てくるシリーズはこちら
職場の先輩 カテゴリーの記事一覧 - orangestarの雑記

職場の先輩が出てくるシリーズはこちらです
ブロガー山月記 カテゴリーの記事一覧 - orangestarの雑記

日産のセレナのCMがすごくいい!「もしもパパがママになったら」


もしもパパがママになったら…?思わず二度見する驚きの試乗会 MOMMYING DRIVE | NISSAN SERENA

※メイキングもあわせて!
メイキングが実際どういう風に大変かのナマの声が聞けていいです。


【メイキング】もしもパパがママになったら…?思わず二度見する驚きの試乗会 MOMMYING DRIVE | NISSAN SERENA




日産のセレナのCMなんだけれども、このCMがとてもいい。



ネタバレになるので、全部CMを見てから、下の文章を読んでほしいんですけれども。









「お前がママになるんだよ!」

最初。パパが、最初、どんな車がほしいかって話すんだけれども、実用のことよりも、かっこいいとか、そういうところを重視していて、実用の便利さを求めるママとかみ合っていない。



で、実際に、パパに、一日ママがどんな風に車を使っているのか、っていうのをママになってもらって(実際コスプレして)体験してもらう、というものなんだけれども、これが本当に面白いし、出来れば、世の中の全部のお父さんが体験すればいいのに、と思う。



世の中ではいまだに、主婦業っていうのが、(平たく言うと)舐められていて、“金銭が発生する仕事じゃないし自分の裁量で決められて楽でいいね”みたいな見られ方をしている、と思う。でも、実際は、やることがものすごい多いし、多岐にわたり、また、時短に限界があるタイプの作業が多くって、かなりぎりぎりで動いてる。



そういうのを、実際に一日替わって体験するっていうことってとても大事だと思う。



家で一番車に乗る人

あと、これは、車のCMとしても秀逸で、家の車って、一番だれが乗るかっていうと、主婦業をしてる人なわけです。買い物、子どもの送り迎え、パパの送り迎え、その他いろいろ。だから、今、車の一番の顧客っていうと、“お母さん”なわけです。車が大好きな人たちの間では、“若者の車離れが激しいから、若者が乗りたくなるようなかっこいい車を出そう!”っていう意見もあるけれども、実際に車を必要として、そして活用しているのは、家庭で生活を守る仕事をしている人なわけです。


で、そういう、車の便利さ、そして、形だけのかっこいい車の不便さっていうものを、このCMはものすごい見せつけてくる。オートドアで開くとか、真後ろについているドア(トランク)が上に開くとか、車内にオムツを換えられるだけのスペースがあるとか。そういう、“実際に生活に使うと便利だし、実際に生活に使ってみないとその便利さがわからないもの”というものを、ちゃんとアピールしてる。この広告を見たパパママは、このセレナを、“買う車の候補”に入れるはず。


そして、このCM自身が、本当に、パパである人、実際に家庭でどのように車が運用されているのか知らない人に見てほしい、ということで、すごい拡散される要素を持っている。そして、このCMは誰も責めていない。みんな、分かり合えるし、分かり合おうよ、お互いのことをちゃんと知ろうよ、というメッセージにあふれている。


とても素晴らしいし、気持ちのいいCMだと思う。



今のところ、車を買う予定はないけれども、まあ、そのうち買うことになったら、こういう車にしたいな、と思った。


先日ラジオ出演してオルフェンズの話をしてきました

まずは、先日、文学フリマに来ていただいた方、ありがとうございます。今後とも頑張ります。
文学フリマ合わせで新刊など出せるようにしていきたいです。



あと、5月9日火曜日、TOKYO FMのラジオに出演しました。夕方7時からの、TIMELINEという番組で、機動戦士ガンダムオルフェンズのお話をしてきました。毎回、アニメのお話を、誰かとするという15分くらいのコーナーで、

鉄血のオルフェンズやっと全部見た。 - orangestarの雑記
共同体の再生産がないために文化が継承されない社会をどう生きるのか- orangestarの雑記

あたりの記事がネットで話題になっていたので、その関係で。

ラジオとか公共の場で話すのが初めてだったので、うまくしゃべれず、いろいろと勉強が必要だな、と思いました。
すごい駆け足になってしまって、あまり、対話としてうまくなかった。頑張ろう。
初めて会う人と呼吸を合わせてある程度まとまりのあるモノをセッションして作るのってすごい難しい。プロの“しゃべることを仕事にしている人”はそれを呼吸するようにやってのけているので、すごいなあと思いました。(小学生並みの感想)

ラジオ局の中の“今まさに動いていて状況が一瞬一瞬でかわる現場”というのは、瞬時の判断が要求されるし、大変な仕事だなあと。

ほんの短い時間だったけれども、自分自身のいろいろと勉強になった気がするし、もう少し、オルフェンズについて話を書きたいと思いました。(というわけで、しばらくしたらオルフェンズ記事をまた書いて上げます)いろいろと準備はしていたのだけれども、あまり使えなかった。ああいう文章を書いていたのですが、あんまり社会学的な考え方でオルフェンズをとらえていなかったので、そういうとらえ方もあるのかと思いました。





これからも、いろいろあると思いますけれども、何とかやっていきたいと思います。




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生きているといろんなことがある。